1月末に三次市で開催された中国地方5県のプロジェクト成果報告会の関係でバタバタしたり、他にも受けている仕事の〆切などに追われています。
そんな中、昨日今日で久しぶりに平郡島に行ってきました。
関連記事↓
http://spred-info.blogspot.jp/search/label/%E5%B9%B3%E9%83%A1%E5%B3%B6
経緯
今年度、平郡島に関わったのは、平郡東地区の方が柳井市や山口県の支援を受けながら、自分たちで地域づくりのプラン『夢プラン』づくりに取り組むことになったことが発端です。
僕が関わった経緯は、この山口県の支援の一環として、固い表現を使えば「合意形成」のコーディネート役として入ることになったためです。
主にはワークショップの手法を取り入れて進めていましたが、あいだではミニ・ワールドカフェとでも表現できる方法も取り入れてみました。
一昨年くらいにワールドカフェを体験した時、この方法は合意形成でかなり有効だなと感じたので、自分なりに機会があれば取り入れてみたいと思っていたので、良かったです。
効果としても、個人的にはいい影響をもたらしたと感じます。
ワールドカフェの魅力
補足として、ワールドカフェのどこに有効性を感じたかと言うと、あるテーマを設定し、それについてテーブルごとに話し合う。そして、テーブルに一人だけ残して後の人はバラけて別のテーブルで話をする。最後は、最初のテーブルに戻ってきて、行った先で聞いた話、元いたテーブルに来てくれた人から聞いた話を共有して最後に自分たちの考えをもう一つ深める。それがワールドカフェの良さです。
個人的にいいな、と思うのはやはりシャッフルすることです。
地域内でいろんな話をする時はどうしても親しい人と同じテーブルになるように座りますが、これだとシャッフルするシステムにしているので、自動的にそうしてもらうし、案外雰囲気は固くならず、盛り上がることさえあるんですね。
こうした空気感が良くなることに加えて、色んな人の意見・アイディアを自ずと共有するプロセスを経ることができる、この2点は合意形成において非常に重要であると感じています。
ちなみに、平郡は高齢化率が80%を超えていると言われていますが、実に元気な人たちです。
もちろん、出て来られない方も多くいますが、これだけ「やらなければ!」と思って長い会議に参加される人が多いのは原動力になっていくと思います。
夢プランの完成
これまでに4回ほどワークショップを中心に議論を重ねてきて、今回が第5回目。
最終回として、これで自分たちの夢プランが決まるんだ、という気持ちも働いたのでしょうか、最後まで活発な議論、質問が出ていました。
クロージング、うまく出来なかったなーと反省していますが、大事なことはこれから、この夢プランに基いて島が元気になっていくことですね。
地域おこし協力隊を柳井市が導入することを計画していたり、バックアップ体制も整っていくので、期待しながら、仕事が終わった後もプライベートで行ってみたいなーと思います。
おまけ
昨日は天気も悪く、風も強かったのですが、今日は一転好天に恵まれて春のような暖かい穏やかな陽射しが印象的な一日でした。
![]() |
もうフキノトウが出てました!さすが暖かい島です |
![]() |
大嶽。一度は登っておきたいが・・・ |
![]() |
海鳥が波根を休めている何とも言えない風景 |
0 件のコメント:
コメントを投稿