2014年12月26日金曜日

好きなもの

年末だし、たまには仕事なんか関係ないことも書いてみる。

子どもの頃から今に至るまで、ずーっと好きなミュージシャンはCHAGE and ASKAです。
昨年から今年にかけては、非常に辛いニュースばかりとなってしまいましたが、曲もすばらしく歌唱力も二人ともすごい。

だいたい音楽の趣味なんかは子どもの頃を引きずるんだろうなと思うんですが、実際自分もそうですね。

CHAGE and ASKA以外で好きだったのは、ACCESS、B'zなど。
高校の頃には、TKサウンド、モーニング娘。も大好きでしたね。
ハロープロジェクトは友人の関係もあり、ここ数年また自分の中で盛り上がってます。

中学生になってからは洋楽も好きになって、Mr.BIGがまず好きになりました。 ラジオがある日流れてきた『Take cover』にドはまりしまして、大好きになりました。
その後は、Jamiroquai、エリック・クラプトン(Eric Clapton)、ビリー・ジョエル(Billy Joel) 、ベン・フォールズ・ファイブなどが好きなミュージシャンです。


ラジオも好きで、特に好きになる番組はDJ等の声質が落ち着く人の番組が多いです。
nonaさんがDJしていたころの『ハートオブサンデー』や、村上ちなみさんがDJしていたころの『A・O・R 』、木村多江さんの『サウンド・ライブラリー』、住吉美紀さんの『ブルーオーシャン』なんかが好きですね。
落ち着くのとはちょっと違うけど、『あ、安部礼司』はおもしろくて好きな番組です。最近はちょっとマンネリ気味かな。

今年一年、プライベートはなかなか大変でしたが、年が改まればまた違う感じになるでしょうか。

2014年12月24日水曜日

室戸ジオパークについて

昨夜ジオパークについて書いたので、その続のような感じで。
ちょうどニュースが入ってきたし。

高知県の「室戸」を日本ジオパーク再認定 世界審査に弾み(高知家の未来会議)

世界ジオパークに認定されている高知県の室戸ジオパークが、世界再認定に先駆けて日本ジオパークの再認定をクリアした、というニュースですね。

記事を引用して、大事なことを考えると

住民や企業などがジオパークを生かし、一丸となって地域振興に取り組んでいることが評価された。
まず、ここが大事です。どこか一つの組織が、どこか一つの企業が、ということではなく、いろんなプレイヤーが「ジオパーク」という視点で関わるということが大事です。
商品開発だったり、情報発信だったり、案内だったり、できることはプレイヤーによって違うので、その違いを後押ししたり、多様性を楽しめるようにすることが大事。

室戸ジオパークでは、企業がジオパークのロゴを商品に採用し、宿泊施設や飲食店がジオパークにちなんだ料理を考案するなど「企業、商店、宿泊施設、メディアなどが一丸となってボトムアップ型の地域振興が進んでいる」と評価。

この辺がより詳しく評価されていることを書いていますね。

室戸ジオパークは、まだいらっしゃるかわかりませんが、柚洞さんという文系の人がマネジメントに深く関わっていることが大きいんじゃないかと個人的には思ってます。

ジオに関することなので、どうしても地学専門家をはじめとした理系、科学者が多くなる傾向にあると思うんですが、文系でジオパークについても造詣が深い人がいると動きの多様性、住民の巻き込みの重要性などをより深く地域で共有できるのではないかと。

そういう意味で、室戸ジオパークはおもしろいなと思います。

ジオパークの可能性

三瓶自然館さひめるの中村さんが、ジオパークについて書かれていた。

ジオパークの将来性(おーい!中村です!!)


隠岐ジオパークが世界ジオパークに認定されて1年以上が経過したものの、観光入り込みについては減少傾向に歯止めがかからないと聞いています。

その理由は単純化できないけど、ひとつはジオパークというブランドがまだまだ一般に広く浸透しておらず、「ジオパークに行ってみたい」というニーズにつながっていないということがあると思います。

ただ、当初から一部とはいえ関わった身からすると、たしかに世界ジオパークという冠で観光客の誘致というのは目標のひとつではあったけど、それと同等に大事な目標に、世界ブランドに認定されることで島の人たちが隠岐に誇りを持てるようになること、というのが中心となって動いている人たちの思いではあったと思います。
個人的には、この誇りを持てるようになったかどうかを測定することが重要だと考えてます。

まあ、ここも複雑で、人が大勢来るようになれば自然と価値観を輸入する形で誇りを持てるけど、結局人が来ないんじゃ大したこと無いじゃん、と考える人も出てくるだろうなとは思います。


ジオパークという言葉からは一般的には想像が広がりにくい。
中村さんはこう指摘していますが、まったくもってその通りだと思います。
「ジオパーク」という単語からは、「そこへ行ってみたい!」とか「行ってみよう!」というワクワク感がありません。シズル感と言ってもいいかもしれません。
じゃあ、「地質公園」がいいのか?「地質遺産」か?と言われるとそれもうーん・・・。

当面ジオパークというブランドの浸透は容易には広がらない、という前提で各ジオパーク、今後ジオパーク登録を目指す地域は考えたほうがいいですね。
または、観光誘致を主目的とせず副次的な効果として位置づけるか。


これら以上に、隠岐ジオパークの課題だと考えているのは、情報発信の少なさ。
発信は大事な割に大変だし、それでいて簡単にできると思われがちな部分ですけど、隠岐ジオパークからはとにかく情報が発信さない印象。
実際、公式サイトのお知らせ欄を見ると、下半期に入ってからの発信は10月の研究大賞募集のお知らせ一件だけ。


離れてからずいぶんと経つのでわかりませんが、おそらく事務局の体制が充分でないのだと思います。


今後ジオパークを目指す地域の方には、国内ジオパークで留めるのか、世界ジオパークを目指すのかという点でしっかりと考えることが必要だと思います。世界を狙うなら、それなりの体制を作らないと大変です。少人数の熱意だけでは回すことができないレベルに入りますので。

先行して世界ジオパークになった地域の人達に話を聴くなどしてもいいでしょうね。