2014年11月27日木曜日

空き家対策特別措置法

少し前になりますが、空き家対策特別措置法が成立しましたね。

空き家対策の特別措置法が成立

空き家対策の特別措置法は、19日の参議院本会議で採決が行われ、全会一致で可決され、成立しました。


この法律の要点は
  • 行政が固定資産税の情報を利用して所有者を迅速に特定
  • 所有者不明でも、倒壊の危険性があれば立ち入り調査可能
  • 必要に応じて空き家の修繕、除去を命令できる
  • 所有者不明、命令拒否の場合には強制執行が可能

この他、報道内容を見ていると、国土交通省では現在の税制上の優遇措置を「特定空き家」に限り撤廃したいようですね。
税制上の優遇とは、使わない家を解いて更地にするよりも、ボロボロになっても住宅としておくほうが税額が安くすむ、というものですね。
なので、所有者からしてみたら、積極的に住宅を解いてしまおうという方向性に向かないのは税制上仕方ない面があるからとみることができるから、ですね。 


個人的には、空き家の流動化が進むことはいいことだと思います。
なんでもかんでも新築の家がいいんだということになりがちですが、今あるものが使えるならそのほうがいいじゃん、と。
こうした法律をきっかけに空き家の流動化が少しでもいい方向に進めばと思います。

2014年11月26日水曜日

ジオパークとしてのメッセージがほしい

今回の長野県での地震について。

国内のジオパーク、特に世界ジオパーク認定地域と、日本ジオパーク委員会および日本ジオパークネットワークにおいては、それぞれが一言何か表明したほうがいいんじゃないかと思う。

隠岐ジオパークに関わっていたころに発災した東日本大震災のときにもそう思って進言したこともありましたけど、あまりその辺スムーズにいかないですね。

ジオパークには防災学習活動もたぶんに盛り込まれているのだし、何より今回は糸魚川静岡構造線に関わると言われているんだから、糸魚川ジオパークは当事者なわけです。
その仲間たるジオパークネットワーク、各世界ジオパークが発信しないというのは、どうなんだろうなと思います。

ジオパークを理解してもらうためにも、こういう時の発信が大事な気がしますね。

「言うは易く行うは難し」 ではありますが。

2014年11月23日日曜日

柳井祭りにおじゃましました



今日は平郡島の方たちが、柳井市内で開催される「柳井祭り」に出店するということで、おじゃましてきました。
昨日につづいて好天に恵まれて、あたたかい陽射しの中焼き芋や、特産品のヒジキなどを販売されていました。
焼き芋はあたたかい環境にも関わらず好評なようで、会場についた時にはすでに3分の2は売れたということでした。


平郡島には今年何回か行きましたが、柳井市内はほとんど歩いたことがなく、今回はじめて歩きました。
白壁の町ということは知っていましたが、こんなに雰囲気の良い町並みだと思っていなかったので驚きました。

白壁と古い町並みに、金魚ちょうちんがよく似合ってました。


テングサで作ったみかんゼリーやみかん、平郡のタコを使ったタコおこわなどなどたくさん食べてきましたが、どれも美味しいですね。

写真はないですが、自然薯も柳井市の特産のようで、自然薯焼きそばや自然薯ラーメン、自然薯うどんなど種類も豊富に自然薯商品が揃っていました。


下の写真は、ブルーベリーうどん(笑)

噂には聞いてましたけど、本当にあるんだ、とびっくり。
せっかくだしな、ということで一杯いただきました。

麺が薄紫になっているのがよくわかると思います。出汁は普通な感じですが、麺はほのかにベリーな甘さを感じました。
作っていたおばちゃんいわく「けっこうコシがある」ということでしたが、個人的にはもっとコシがあってもいいなと感じました。味はまずまずですね。決してまずいということはありませんでした。

平郡島での活動


11月19日からは久しぶりに平郡島(柳井市)を訪れました。
平郡島では、夢プランという地域の活動計画づくりを進めていますが、その計画づくりのための合意形成の一端をサポートしています。

毎回直前までどんな風に進行しようかと悩み、考えているんですが、これまでのところまずまずいい感じで来ているんじゃないかなと思っています。



個人的にちょっと心配な点は、少しずつ参加人数が減ってるということですね。
寒くなってきたので足が遠ざかっていることもあるでしょうし、忙しくてたまたま日程が合わないということもあるとは思います。
それに、多ければいいというものでもない、というところもありますが、減るのは力不足を感じますね。


ワークショップ前には、地域を歩いて施設なんかも見せていただきました。
写真は、島の特産品であるヒジキを乾燥させている風景です。海の男2人、絵になります。




上の写真はケータイで撮ったのであまりわからないかもしれませんが、島は今、紅葉でとてもキレイでした。スギ・ヒノキなどの植林が少ないのでしょうか、広葉樹の面積が広く紅葉が素晴らしかったです。
下の写真は地域にあるお寺の山門と紅葉。


翌日には山口県の中山間地域応援隊の活動にも同行させてもらって、地域のまち歩きにも参加しました。


みかんをいただいたんですが、とっても甘くて美味しいみかんでした。

2014年11月6日木曜日

隠岐世界ジオパークが「研究大賞」を創設

隠岐世界ジオパークが「研究大賞」を創設とのこと。

隠岐世界ジオパーク 研究大賞を創設 論文募集開始

隠岐の地域に関する情報の蓄積はあるから書いてみたいけど、募集期間1月30日までで、しかも「研究」だから新規性が求められるんですよね。

修論とかその辺りをベースにすれば行けるのか・・・?

そこがほんとにしんどいなと思いますね。

でも、隠岐ジオパークでこうした科学的な面を推進して、すそ野を広げようという動きが出てきたことはとてもナイスな一手だと思います。