2014年1月28日火曜日

中山間地域のGS存続についての報告書作成中・・・

1月がほんとに早くて、気づけばもう28日目に突入しようとしています。
この調子だとあっという間に年度末が来そうですね。

そんな1月ですが、ここ2週間ほどは中山間地域におけるガソリンスタンドの存続についての研究報告書を分担しながら書いています。

ただ、ワタシ、「研究」という冠が着く報告書、文書作成に大きな苦手意識を持っています。
まちづくり関係の事業実施報告書を書きなさいと言われれば、苦労はあっても苦手意識はさほど持たずに書けるんですが、「研究」なんて冠がついた途端に頭も筆も止まります。

修論書く時にもずいぶんと苦労しました。

この苦手意識の理由ですが、「研究」と呼べるほどのことをやっているという自負があまりなく、もっと地域寄りの意識で動いているからかなと思います。
たぶん、やってることを少しアレンジして、新規性とか独自性とかそういった部分を訴えればいいんでしょうが、「事業報告書」と「研究報告書」ではその厳密性に差があると勝手に考えて、ハードルをあげている気がします。
ましてや、今回は連名なもんで他の方との整合やレベル差を気にしてしまいます。

完成したら、こちらでも紹介できればいいのですが。

関連するエントリー。

閉鎖・撤退が続く山間部のガソリンスタンド(2013.11.26 Tue)

閉鎖・撤退するガソリンスタンド →閉鎖? →経営移譲? 判断はどこで?(2013.12.05 Thr)

2014年1月26日日曜日

今度はダイアモンド・オンラインで島根が紹介されています

先日は日経BPの記事を紹介(温泉津・石見銀山が日経BPで紹介されてます)しましたが、今回はダイアモンド・オンラインの記事を紹介します。

今回の内容は出雲大社についてです。

歴史は変わる、作られる~伊勢神宮、出雲大社、遷宮のナゾ(ダイアモンド・オンライン)

出雲神話が「神話」ではなく「歴史的事実」であったことを、ゼネコンの研究結果や荒神谷遺跡からの銅剣出土、出雲大社の心の御柱発見などと合わせて紹介されています。

できれば、古代から江戸~明治にまで時代を下って、石見銀山についてもレポートしてもらえると嬉しいですね。

もっと言えば、古代のさらに前、石器時代の隠岐とそこから算出された黒曜石を中心とした存在意義についても、こういったメディアにはふれてほしいところです。
隠岐は世界ジオパークに登録されたわけですしね。

2014年1月25日土曜日

大田市で「まちづくり研修会」

今日は午後から、大田市で開催された「まちづくり研修会」に参加してきました。


会場について参加者名簿を見てわかりましたが、ほとんどの参加者は公民館、まちづくりセンター関係者で占められていて、一般参加はごく少数のようでした。
ただ、それが居心地が悪いとかそういうことではなく、「まちづくり研修会」というタイトルに引っかかる人の少なさを強調しているような印象を受けたということです。

研修会の内容は、前半は益田市種地区の前公民館長である渡邊修さんの講演と大田市で昨年度実施されたまちづくりアンケートの結果報告。後半は、10のグループに分かれてのグループ討議と、最後に再度全体で集まってグループ討議の結果共有でした。

種地区の取り組みは以前一度聞いていたこともありましたが、先を見ながら次の一手を打つということの大事さを改めて感じました。

市のアンケート調査結果報告については不満も感じました。所要時間の少なさもあるかもしれませんが、配布資料には単純集計しかなく分析等に踏み込んだ形跡がなかったことがひとつ。
あの調査分析を市が自前でやっているならお粗末、委託しているなら委託先の手抜きと思わざるを得ないですね。まちづくり計画に反映させるという話でしたが、まさかあの内容でということはないと思いますが。

グループ討議はちょっと時間が足りないのか、やや消化不良な感もありますが良かったかなとは思います。
ただ、その後の全体共有で気づいた、気になったことがありました。それは、グループによって話をしているポイント、視点が少しずつ違う印象を受けた点です。
ワタシのいたグループは講演とアンケート調査報告を聞いて印象に残った言葉を書き出して整理していたのですが、他のグループだと自分たちはこうしたい、ああしたい、といった部分に入っているところもあったようです。
着地点がグループによって異なると満足感を低下させますので、なぜこうなったかを考えてみました。
理由のひとつは、グループ討議の趣旨、流れをグループにわかれた後で個別に説明したからでしょう。別れた後の説明だとグループの進行係の解釈に大部分が左右されます。
よって、後半に入る前に一度全体に対してグループ討議の流れなどについて説明をしておくと、印象は大きく違ったものになったのではないかと思います。

ところで、今回の研修会は「第1回」だとアナウンスがあったのですが、第2回は今年度中にあるのか?来年度になるのか?その辺がわからないですね。

2014年1月23日木曜日

空き家管理を所有者の義務とする動き

空き家条例 各地で検討(YOMIURI ONLINE)

地方、とくに人口減と高齢化の進行が早い中山間地域では空き家対策は重要性を増しています。
そんな中、空き家の管理について罰則規定を設けた条例化は国をはじめとして進みつつあります。

リンク先の記事を見て意外だったのは、 江津市がまだ「検討中」だという部分です。

数年前に江津市で開催された全国空き家活用シンポジウムみたいなものに参加した時に、江津市の担当者はたしか罰則規定を設けた条例化を検討していたはずなので、てっきりすでに制定されているものだと思い込んでいました。


空き家所有者に、適切な管理をしない場合には罰則もじさないという条例に対しては賛否両論あると思いますが、実際に空き家が放置される側の中山間地域にとっては深刻な問題となります。
割れ窓理論(Wikipedia)で指摘されているように治安悪化の一歩目となるおそれがありますし、リンク先にも記述されているように家屋倒壊の危険性もあります。
危険だからと言って個人資産の空き家を勝手に処分できないのが現状です。

なので、条例化によって所有者にきちんと管理してもらうよう促すことが第一で、次に管理しない場合には罰則や勝手な処分をすることを謳うのですね。

お盆や彼岸等年に2,3回使うだけで後は放置という状況にするくらいなら、貸し出して固定資産税分くらいを回収するという方がよほどメリットがあるのではないかと思います。

世界遺産の活用を考えるワークショップ

本日は午後から、大田市内であった石見銀山の活用を考えるワークショップに参加してきました。

ファシリテーターが田坂逸朗さんという方なんですが、この方がファシリテートするワークショップや会議はほんとにいいですね。

声のトーンも、ペースも、導入からクロージングに至るまで、すべて勉強になります。

肝心の本題の方ですが、正直に言ってワタシは石見銀山を詳しく知っているとはいえないレベルですが他の参加者の多くはかなり詳しく認識されている人たちだと思います。
そんな中で「世界遺産・石見銀山の活用」 ということを、自分の得意分野、経験、興味などから考えると、個々の取り組みではなくやはり“つなぐ”というキーワードに行き着くのだなと改めて感じました。



ただ、そんなテーマでの話にはあまり参加が多くないのが今日のひとつの形でしたので、こういう部分が必要なんだけどあまり手を付けないのだなということで、シーズはありそうです。

自分がどんな形で貢献できるかわかりませんが、“つなぐ”だとか“俯瞰してみる”とかいうポジションは必要であると確信しているし、すでに重要性もかなり高まっているので、その方向で進みたいと思います。

2014年1月22日水曜日

1月に入ってからの日々

1月は行く、2月は逃げる、3月は去るとはよくいったもので、1月に入ってすでに20日以上が経過したんですね。

10日以降はどうも体調がすぐれず、良くなったり悪くなったりを繰り返していますが、やらなければいけないことが次々と現れてくるのでとりあえず体を動かしたり頭を使ったりする日々が続いています。


今日は2月後半で開催するイベントのための下打ち合わせの一部に参加。

なかなか机に座ってPCに向かいながら落ち着いて作業する時間がとれません。
明日も午前中少し時間があるくらいで、午後からのワークショップ参加のために移動しなければならないのです。

では、がんばりましょう。

2014年1月20日月曜日

「先が見えればがんばりようもある」

先週末はセンター試験でしたね。

ワタシが受験してから、14年くらい経つのだなと思うとずいぶん早く感じます。センターのことはうっすらですけどまだ覚えていますね。
大田高校でしたので、会場は浜田高校でした。そして、当時の浜田高校には元ソフトバンクホークスのエース和田毅がいたんですね。
もしかしたら同じ会場に和田毅がいるかも?と思いながら受験していました。

何はともあれ、受験生の皆様はお疲れさまでした。
経験談から言えば、センターが終わってホッとするのではなく、二次に備えておいたほうがいいですよ。
ワタシの場合センターが終わってからプレステを買ったため、二次までほとんど追い込みをすることなくゲームに呆けて、国公立前期に落ちましたので。気をつけましょう。

そんな日曜日、中山間地域の集落活性化事業の一環でとある集落を訪れました。

集落で視察に行った感想や今後の動きについて、グループにわかれてのヒアリングと検討を行いました。

まだまだこれから多くのプロセスが残っていますが、前向きな意見も多くじっくりと進めていくのが吉といったところです。

印象的だったのは、「すでにかなりがんばっているから、『がんばれ、がんばれ』とは言わんでほしい」といった言葉や「何をどうがんばればいいのかが見えない」「がんばった先の姿が見えればがんばりようもある」といった言葉でした。

あせらずじっくりと。

2014年1月18日土曜日

ソーシャル・キャピタルと「みちくさ日和」

先日の「みちくさ日和 振り返りの会」の最後に、個人的なアンケート調査に協力いただきました。

調査の概要は、ソーシャル・キャピタルと地域に対する誇りや定住意識の関係についてみることが目的で、その中で「みちくさ日和」のような取り組みがどのような影響を及ぼしているのかを見てみたいなということで調査しました。

票数が少ないので統計的にどうこういうことはできないと思いますが、傾向としてなかなかおもしろそうかなと感じています。

相関はありそうなんだけど、因果関係については言えないかなといったところです。

この内容については2月に報告する場面があるので、そこまでにはしっかりとまとめておきたいと思います。

2014年1月17日金曜日

体調不良のため低速運転

ここ数日は体調不良のため、簡易なシゴトしかできておりません。
それでも、昨日も今日も打ち合わせで確認はできたので、ヨシとしたいと思います。

やらなければいけないことの期限が徐々に迫っているので、明日には体調を戻したいところです。

今日は打ち合わせの帰りにCDを借りて帰り、とり込んでケータイに速攻で移行。

  • コブクロ/ALL SINGLES BEST
  • JUDY AND MARY/COMPLETE BEST ALBUM
  • JUJU/BEST STORY Life stories

その前に借りていたものもついでに返した。

  • STING/Brand New Day
  • サカナクション/DocumentaLy , kikUUiki , sakanaction
  • 桑田佳祐/TOP OF THE POPS

2014年1月16日木曜日

「おおだまるごと みちくさ日和」大・振り返りの会 開催

2012年度にスタートした「おおだまるごと みちくさ日和」は、今年度2年目を迎えました。

10月から始まり12月上旬に終了した「みちくさ日和2013」は、全50のプログラムを用意し、最終的に42のプログラムが催行されるに至りました。
8つのプログラムは期間中の台風直撃等の理由もあり、不催行/中止というものもありました。

昨日(1月15日)は、「みちくさ日和2013」に企画者(催行者と呼んでいる)の方に集まっていただき、今年度の取り組みについて振り返りを行いました。


残念ながら全催行者に集まっていただくことはできませんでしたが、 20名強の方が寒く足元も悪い中参加してくれました。

会の中では、完了報告が出ているプログラムを元に全体の参加者数を約420人となることを報告したり、参加者数の多かったプログラムのベスト5、女性参加者数の多かったベスト5、男性参加者数の多かったベスト5などを発表しました。
また参加者の男女比は、男性4割、女性が6割という結果でした。

ベスト5の結果からはおもしろい傾向も見えました。

女性参加者数が多いプログラム上位5つのうち3つのプログラムは「ものづくり/クラフト系」プログラムでした。
などがそうです。


一方で、男性参加者の多いプログラム上位5つには「ものづくり/クラフト系」プログラムは一つもありませんでした。
それよりは、純粋な「まちあるき」系が3つ入っていて、男性と女性との嗜好の違いのようなものが感じられました。
などです。

ちなみに、全プログラム(完了報告提出プログラム)でアンケートを取った結果、参加されたお客様の満足度はなんと93点(100点満点中)となりました。
これはひとえに、催行者の皆さんの「楽しみのおすそ分け」や「おもてなし」の積み重ねだと思います。ほんとにすばらしいと思います。


会の後半はテーブルごとに、みちくさ日和に参加して良かったことや悔しかったことなどを共有してもらいました。
限られた時間の中で、盛り上がってきたところでテーブルシャッフルするなど、「もっと話したい!」といった雰囲気もありました。

最後には「催行者の交流会がしたい」といった声も出てきました。
こういった声が事務局発ではなく、催行者から出てくるのは良いことだと思います。
少しずつ形にしていくことで、「みちくさ日和」そのものの継続的開催につなげていければと思います。

「おおだまるごと みちくさ日和」が気になった方は、ぜひ御覧ください。
http://michikusaohda.jp/

2014年1月11日土曜日

地域再生のフロンティアシンポジウム 盛況

中国山地=地域再生のフロンティアシンポジウムが、昨日無事に開催されました。
定員150人に対してほぼ満席状態でしたので、熱気と活気に満ちたシンポジウムになったかと思います。
登壇者の背後には、6人の登壇者が選定した「キーワード」


とはいえ、ワタシは裏方で、会場の外で進行の整理やまとめをしておりましたので、肝心の講演はほとんど聞けない状態でした…(泣)

最後のリレートークはきちんと聞けたので、それは良かったです。


個人的には、その後の新年交流会でじっくりと今後について話をできたことが最大の収穫でした。


2014年1月9日木曜日

温泉津・石見銀山が日経BPで紹介されてます

日経BPWeb版にて、温泉津~石見銀山の特集がありましたので紹介します。
日本発展のルーツ、石見銀山にあり

地味だったり、わかりづらかったりする石見銀山や、「鄙びた」という表現がぴったりな温泉津温泉街について、いい写真を使いながら紹介されています。

ぜひ御覧ください。

2014年1月7日火曜日

ほぼ定員になった「中国山地シンポジウム」

仕事始めからすぐの今週10日には、 「中国山地=地域再生のフロンティアシンポジウム」で書いたように、シンポジウムが開催されます。

今日聞いたらほぼ定員いっぱいになっているそうで、思いがけず期待値の高いシンポジウムになりそうです。

また冷え込むことも考えられるので、運転等には気をつけましょう。

2014年1月6日月曜日

明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。

一応、今日を仕事始めとしてスタートを切りました。
が、いきなり明日の打ち合わせ予定を今日だと勘違いして、朝一で移動してしまいました。

年末年始はほとんどPCに触れず、という状況でしたので頭のなかのスケジュールがややずれておりました。


それにしても、年末にかけてはずいぶんと雪が降りましたね。

去年は5月に祖母が亡くなり、内孫だったこともあり寂しい時期を過ごしました。
また、今年に入ってからはすでに上期にそれなりのハードルが見えておりまして、今年も引き続き寂しい年になりそうではありますが、前向きに。何と言っても今年は独立して3年目を迎えますので、そこに向けてもがんばりたいと思います。

そうそう。新年は久しぶりに両親とともに佐田町の須佐神社に初詣に参りましたが、なかなかの人出で、賑わっていました。
若い女性グループもあって、さすがにパワースポットとして名高い神社であるなと実感しました。


では、今年もどうぞよろしくお願いします。