2014年12月26日金曜日

好きなもの

年末だし、たまには仕事なんか関係ないことも書いてみる。

子どもの頃から今に至るまで、ずーっと好きなミュージシャンはCHAGE and ASKAです。
昨年から今年にかけては、非常に辛いニュースばかりとなってしまいましたが、曲もすばらしく歌唱力も二人ともすごい。

だいたい音楽の趣味なんかは子どもの頃を引きずるんだろうなと思うんですが、実際自分もそうですね。

CHAGE and ASKA以外で好きだったのは、ACCESS、B'zなど。
高校の頃には、TKサウンド、モーニング娘。も大好きでしたね。
ハロープロジェクトは友人の関係もあり、ここ数年また自分の中で盛り上がってます。

中学生になってからは洋楽も好きになって、Mr.BIGがまず好きになりました。 ラジオがある日流れてきた『Take cover』にドはまりしまして、大好きになりました。
その後は、Jamiroquai、エリック・クラプトン(Eric Clapton)、ビリー・ジョエル(Billy Joel) 、ベン・フォールズ・ファイブなどが好きなミュージシャンです。


ラジオも好きで、特に好きになる番組はDJ等の声質が落ち着く人の番組が多いです。
nonaさんがDJしていたころの『ハートオブサンデー』や、村上ちなみさんがDJしていたころの『A・O・R 』、木村多江さんの『サウンド・ライブラリー』、住吉美紀さんの『ブルーオーシャン』なんかが好きですね。
落ち着くのとはちょっと違うけど、『あ、安部礼司』はおもしろくて好きな番組です。最近はちょっとマンネリ気味かな。

今年一年、プライベートはなかなか大変でしたが、年が改まればまた違う感じになるでしょうか。

2014年12月24日水曜日

室戸ジオパークについて

昨夜ジオパークについて書いたので、その続のような感じで。
ちょうどニュースが入ってきたし。

高知県の「室戸」を日本ジオパーク再認定 世界審査に弾み(高知家の未来会議)

世界ジオパークに認定されている高知県の室戸ジオパークが、世界再認定に先駆けて日本ジオパークの再認定をクリアした、というニュースですね。

記事を引用して、大事なことを考えると

住民や企業などがジオパークを生かし、一丸となって地域振興に取り組んでいることが評価された。
まず、ここが大事です。どこか一つの組織が、どこか一つの企業が、ということではなく、いろんなプレイヤーが「ジオパーク」という視点で関わるということが大事です。
商品開発だったり、情報発信だったり、案内だったり、できることはプレイヤーによって違うので、その違いを後押ししたり、多様性を楽しめるようにすることが大事。

室戸ジオパークでは、企業がジオパークのロゴを商品に採用し、宿泊施設や飲食店がジオパークにちなんだ料理を考案するなど「企業、商店、宿泊施設、メディアなどが一丸となってボトムアップ型の地域振興が進んでいる」と評価。

この辺がより詳しく評価されていることを書いていますね。

室戸ジオパークは、まだいらっしゃるかわかりませんが、柚洞さんという文系の人がマネジメントに深く関わっていることが大きいんじゃないかと個人的には思ってます。

ジオに関することなので、どうしても地学専門家をはじめとした理系、科学者が多くなる傾向にあると思うんですが、文系でジオパークについても造詣が深い人がいると動きの多様性、住民の巻き込みの重要性などをより深く地域で共有できるのではないかと。

そういう意味で、室戸ジオパークはおもしろいなと思います。

ジオパークの可能性

三瓶自然館さひめるの中村さんが、ジオパークについて書かれていた。

ジオパークの将来性(おーい!中村です!!)


隠岐ジオパークが世界ジオパークに認定されて1年以上が経過したものの、観光入り込みについては減少傾向に歯止めがかからないと聞いています。

その理由は単純化できないけど、ひとつはジオパークというブランドがまだまだ一般に広く浸透しておらず、「ジオパークに行ってみたい」というニーズにつながっていないということがあると思います。

ただ、当初から一部とはいえ関わった身からすると、たしかに世界ジオパークという冠で観光客の誘致というのは目標のひとつではあったけど、それと同等に大事な目標に、世界ブランドに認定されることで島の人たちが隠岐に誇りを持てるようになること、というのが中心となって動いている人たちの思いではあったと思います。
個人的には、この誇りを持てるようになったかどうかを測定することが重要だと考えてます。

まあ、ここも複雑で、人が大勢来るようになれば自然と価値観を輸入する形で誇りを持てるけど、結局人が来ないんじゃ大したこと無いじゃん、と考える人も出てくるだろうなとは思います。


ジオパークという言葉からは一般的には想像が広がりにくい。
中村さんはこう指摘していますが、まったくもってその通りだと思います。
「ジオパーク」という単語からは、「そこへ行ってみたい!」とか「行ってみよう!」というワクワク感がありません。シズル感と言ってもいいかもしれません。
じゃあ、「地質公園」がいいのか?「地質遺産」か?と言われるとそれもうーん・・・。

当面ジオパークというブランドの浸透は容易には広がらない、という前提で各ジオパーク、今後ジオパーク登録を目指す地域は考えたほうがいいですね。
または、観光誘致を主目的とせず副次的な効果として位置づけるか。


これら以上に、隠岐ジオパークの課題だと考えているのは、情報発信の少なさ。
発信は大事な割に大変だし、それでいて簡単にできると思われがちな部分ですけど、隠岐ジオパークからはとにかく情報が発信さない印象。
実際、公式サイトのお知らせ欄を見ると、下半期に入ってからの発信は10月の研究大賞募集のお知らせ一件だけ。


離れてからずいぶんと経つのでわかりませんが、おそらく事務局の体制が充分でないのだと思います。


今後ジオパークを目指す地域の方には、国内ジオパークで留めるのか、世界ジオパークを目指すのかという点でしっかりと考えることが必要だと思います。世界を狙うなら、それなりの体制を作らないと大変です。少人数の熱意だけでは回すことができないレベルに入りますので。

先行して世界ジオパークになった地域の人達に話を聴くなどしてもいいでしょうね。

2014年11月27日木曜日

空き家対策特別措置法

少し前になりますが、空き家対策特別措置法が成立しましたね。

空き家対策の特別措置法が成立

空き家対策の特別措置法は、19日の参議院本会議で採決が行われ、全会一致で可決され、成立しました。


この法律の要点は
  • 行政が固定資産税の情報を利用して所有者を迅速に特定
  • 所有者不明でも、倒壊の危険性があれば立ち入り調査可能
  • 必要に応じて空き家の修繕、除去を命令できる
  • 所有者不明、命令拒否の場合には強制執行が可能

この他、報道内容を見ていると、国土交通省では現在の税制上の優遇措置を「特定空き家」に限り撤廃したいようですね。
税制上の優遇とは、使わない家を解いて更地にするよりも、ボロボロになっても住宅としておくほうが税額が安くすむ、というものですね。
なので、所有者からしてみたら、積極的に住宅を解いてしまおうという方向性に向かないのは税制上仕方ない面があるからとみることができるから、ですね。 


個人的には、空き家の流動化が進むことはいいことだと思います。
なんでもかんでも新築の家がいいんだということになりがちですが、今あるものが使えるならそのほうがいいじゃん、と。
こうした法律をきっかけに空き家の流動化が少しでもいい方向に進めばと思います。

2014年11月26日水曜日

ジオパークとしてのメッセージがほしい

今回の長野県での地震について。

国内のジオパーク、特に世界ジオパーク認定地域と、日本ジオパーク委員会および日本ジオパークネットワークにおいては、それぞれが一言何か表明したほうがいいんじゃないかと思う。

隠岐ジオパークに関わっていたころに発災した東日本大震災のときにもそう思って進言したこともありましたけど、あまりその辺スムーズにいかないですね。

ジオパークには防災学習活動もたぶんに盛り込まれているのだし、何より今回は糸魚川静岡構造線に関わると言われているんだから、糸魚川ジオパークは当事者なわけです。
その仲間たるジオパークネットワーク、各世界ジオパークが発信しないというのは、どうなんだろうなと思います。

ジオパークを理解してもらうためにも、こういう時の発信が大事な気がしますね。

「言うは易く行うは難し」 ではありますが。

2014年11月23日日曜日

柳井祭りにおじゃましました



今日は平郡島の方たちが、柳井市内で開催される「柳井祭り」に出店するということで、おじゃましてきました。
昨日につづいて好天に恵まれて、あたたかい陽射しの中焼き芋や、特産品のヒジキなどを販売されていました。
焼き芋はあたたかい環境にも関わらず好評なようで、会場についた時にはすでに3分の2は売れたということでした。


平郡島には今年何回か行きましたが、柳井市内はほとんど歩いたことがなく、今回はじめて歩きました。
白壁の町ということは知っていましたが、こんなに雰囲気の良い町並みだと思っていなかったので驚きました。

白壁と古い町並みに、金魚ちょうちんがよく似合ってました。


テングサで作ったみかんゼリーやみかん、平郡のタコを使ったタコおこわなどなどたくさん食べてきましたが、どれも美味しいですね。

写真はないですが、自然薯も柳井市の特産のようで、自然薯焼きそばや自然薯ラーメン、自然薯うどんなど種類も豊富に自然薯商品が揃っていました。


下の写真は、ブルーベリーうどん(笑)

噂には聞いてましたけど、本当にあるんだ、とびっくり。
せっかくだしな、ということで一杯いただきました。

麺が薄紫になっているのがよくわかると思います。出汁は普通な感じですが、麺はほのかにベリーな甘さを感じました。
作っていたおばちゃんいわく「けっこうコシがある」ということでしたが、個人的にはもっとコシがあってもいいなと感じました。味はまずまずですね。決してまずいということはありませんでした。

平郡島での活動


11月19日からは久しぶりに平郡島(柳井市)を訪れました。
平郡島では、夢プランという地域の活動計画づくりを進めていますが、その計画づくりのための合意形成の一端をサポートしています。

毎回直前までどんな風に進行しようかと悩み、考えているんですが、これまでのところまずまずいい感じで来ているんじゃないかなと思っています。



個人的にちょっと心配な点は、少しずつ参加人数が減ってるということですね。
寒くなってきたので足が遠ざかっていることもあるでしょうし、忙しくてたまたま日程が合わないということもあるとは思います。
それに、多ければいいというものでもない、というところもありますが、減るのは力不足を感じますね。


ワークショップ前には、地域を歩いて施設なんかも見せていただきました。
写真は、島の特産品であるヒジキを乾燥させている風景です。海の男2人、絵になります。




上の写真はケータイで撮ったのであまりわからないかもしれませんが、島は今、紅葉でとてもキレイでした。スギ・ヒノキなどの植林が少ないのでしょうか、広葉樹の面積が広く紅葉が素晴らしかったです。
下の写真は地域にあるお寺の山門と紅葉。


翌日には山口県の中山間地域応援隊の活動にも同行させてもらって、地域のまち歩きにも参加しました。


みかんをいただいたんですが、とっても甘くて美味しいみかんでした。

2014年11月6日木曜日

隠岐世界ジオパークが「研究大賞」を創設

隠岐世界ジオパークが「研究大賞」を創設とのこと。

隠岐世界ジオパーク 研究大賞を創設 論文募集開始

隠岐の地域に関する情報の蓄積はあるから書いてみたいけど、募集期間1月30日までで、しかも「研究」だから新規性が求められるんですよね。

修論とかその辺りをベースにすれば行けるのか・・・?

そこがほんとにしんどいなと思いますね。

でも、隠岐ジオパークでこうした科学的な面を推進して、すそ野を広げようという動きが出てきたことはとてもナイスな一手だと思います。

2014年10月31日金曜日

NHKプライムS「隠岐~生命集う奇跡の森」

ただいまNHK松江放送局で放送中の「プライムS」で隠岐の特集。

世界ジオパークに認定された理由のいくつかがわかると思います。

それにしても、久しぶりに隠岐の様子を見てます。

寒冷地、高地で生える植物が、海抜ゼロメートル地帯に生えているのが隠岐。

ジオパークに認定されたのは、そうした資源の貴重性を住民が理解し、その価値を自分たちでまとめ、広げる努力をしているのも大きな要因です。

その背景にあるものを科学的に追求しているので、おもしろいです。


布施地区にある乳房杉(ちちすぎ)は本当に神秘的で幻想的です。
ぜひ行ってみてほしいと思います。

温泉津のにぎわいづくり

昨夜は、温泉津の夏祭りの反省会におじゃましました。
夏祭りの準備も本番も、なんにも手伝ってないんですけどお呼ばれしました。ありがとうございました。

そこで前回の記事にも書いた「にぎわい補助金」について主な人に説明して協力・連携を仰いできました。
これでまた一歩具体的なアクションにつながる方向性が見えた気がします。

まだまだ温泉津のことを知らないな、と認識。
「やりたいこと」を温めている人、それを実践に移している人、そうした人を手伝う人、いろんな人がいますね。


結果、二次会の最後まで参加させてもらって楽しい時間を過ごしながら、仕事の方も進めることができて非常に良かったです。

2014年10月29日水曜日

温泉津温泉街のにぎわいづくり

温泉津温泉旅館組合が「にぎわい補助金」に申請するということで、申請書の作成の手伝いをしたのが2~3ヶ月ほど前になります。

その結果、無事に採択されたので、本日温泉津舞子連中さんと事業進行について打ち合わせをしてきました。
申請時の事業計画書を作成する段階でも相談しながら進めてはいましたが、採択が決まった段階での相談はやはり熱も入りますし、アイディアも出てきますね。


今回の計画の柱は3つ。
  • 夜神楽スペシャル公演
  • 寺子屋再生回復ツアーの検討
  • 情報発信
です。

イベントの実施、温泉街にあるお寺や温泉資源を活用した新たなツアープログラムの開発、温泉津全体の情報発信を通じて、温泉津温泉街を訪れ、周遊してもらえる街にしようという計画です。

今年はEXILEやももクロなどエンターテイメントの第一線で活躍するグループとのコラボで、石見神楽への関心も高まっています。
温泉津舞子連中公式HPより拝借

この神楽を主要な柱に据えて、来街者増加と来ていただいた方の満足度を高めることを今日は確認しました。


もしかしたら、久しぶりにファンドレイジング分野で貢献できたかもしれません。

今週中程には、二つ目の寺子屋再生についても打ち合わせを持つ予定です。

話の進行具合はこのブログでも紹介できればと思います。


今日の発見。
神楽の六調子、八調子というのと「旧舞」「新舞」とは意味合いが異なるということ。
広島県北でよく聞くのは旧舞、新舞という表現ですが、大田市(島根県全体?)では旧舞・新舞という区別はなく、六調子・八調子という区別であるということ。
戦後等に創作された新しい神楽は「創作神楽」等と呼んでいることなど。

2014年10月28日火曜日

最近の動き

ここ最近の動き。


・山口県の赤郷にて会議に参加。 状況を確認した上で、スケジュールの関係上だんだん余裕もなくなってきたので今後の進め方について打ち合わせ。
いくつかの点で方向性が共有できました。


・同じく山口県の平郡島の方々が柳井市のイベントに出店されるということで、イベントに顔を出してきました。昼くらいにつけば何か食べるものもあるだろう、と見込んで12時ちょっと過ぎに到着すると平郡島のブースには何も残っておらず開始早々完売だったとか。
うん、とても良いことですね。


・その後は島根県の雲南市塩田にて会議に参加。初めて顔を合わせる現場だったのですが、話を聞いていて思ったことを最後に遠慮なく申し述べさせてもらいました。


・今日は、岡山県津山市にて会議。住民経営に移行しているガソリンスタンドと物販施設についてフォローアップ調査を行う方向で協議。今回は大学も関わる形で進めることになります。



美祢市(赤郷)→柳井市→雲南市→津山市っていう感じでこの4日間くらい動いてて、とにかく運転時間が長いのがね・・・。もう少し移動時間を減らしたいところです。

最近時間をとって落ち着いて考える、整理する時間が取れないですね。

2014年10月18日土曜日

温泉津でやきもの祭り開催中

温泉津やきもの祭り(大田市)を今日明日で開催しています。

各窯元さんも祭りに合わせて多くの新作を用意されています。



さらにやきもの館でも新作を取り揃えています。
夏から販売している「しまねっこ」の風鈴も好評です。


そして、祭り限定で電動ろくろの無料体験も実施中です。
映画やドラマの中でしか見たことがなかったあの、ろくろで成型するプロセスを体験できるのはやきもの祭りだけ。


天候にも恵まれているので、多くの方にお越しいただきたいですね。

2014年10月13日月曜日

「みちくさ日和」でロケットストーブづくり

早くも1ヶ月くらい経つんですが、9月23日に「みちくさ日和」のプログラムとしてロケットストーブづくりを企画・開催しました。

大田で9月23日といえば、中日つぁんですね。
その中で再生可能エネルギー系のブースを一部借りて、ロケットストーブづくりを開催しました。

ペール缶でロケットストーブづくり【入門編】







企画した理由は、僕自身がロケットストーブを作ってみたくて、でも作り方がわからず1人で作る気分にはならなかったから。
なので、講師にはこういうのが好きで得意な人、吉田翔氏を招きました。

そんなに積極的な告知をしていたわけではないのですが、大田市内は元より遠くは大阪や岡山からも参加があり、企画した人間としては驚くやら嬉しいやら。

工具の数などの関係から定員を5名にしていましたが、無事に定員も埋まり愉しんでもらえたようです。
完成したロケットストーブは各自持ち帰ってもらえるようにしていたので、その後も使ってもらえていたら嬉しいですね。


11月22日には、このシリーズ第2弾も企画しています。
→ ペール缶でロケットストーブづくり【中級?編】

この回は定員6名(組)に増やしていますが、すでに残り1組の枠だけです。
手づくりの簡易なエネルギー利用を遊びながらできるのがウリですし、こういうことを面白がってくれる人がいるなーと実感しています。

2014年9月22日月曜日

明日は「中日つぁん」でロケットストーブ作ってます

島根県大田市では、明日秋分の日は「中日つぁん」という縁日が開催される日。
子どもの頃は、春分と秋分の日に開催されるこのイベントが楽しみで仕方なかった。
そんな「中日つぁん」で、「みちくさ日和」のプログラムを開催します。

2014/09/23 ペール缶でロケットストーブづくり【入門編】


内容はペール缶でロケットストーブ(キッチンストーブ)を作ってみよう、というものですが、これは単に自分が作ったことがないのでやってみたい、という好奇心からスタートしています。
ロケットストーブ



おかげさまで定員に達し、その後も問い合わせが入ったと聞いています。


定員が5名と少ないのは、工作機械が少なく待ち時間が長くなるおそれがあるため。



今回の趣旨は、バリバリの自然エネルギー活用のため!ではなく、アウトドアやちょっとした時に使えるオトナの非遊び道具づくり、といったところ。
それにしてもこの写真、日石から広告料もらいたくなるな(笑)


この時代、こうしたツールへの関心も高まってるんだなーと感じます。

どんなものか見たい方はぜひご覧いただければと思いますし、11月には第2弾プログラムも予定しています。
そちらにお申込みいただければ、嬉しいです。

2014年9月6日土曜日

秋のやきもの祭りに向けて

温泉津(ゆのつ/大田市)にある、やきものの里では毎年春と秋に「やきもの祭り」を開催しています。

今年の秋のやきもの祭りも、今日実行委員会を開催して、いよいよ動き始めました。

やきもの祭りでは登り窯で窯焚きをしたものを即売しています。登り窯で焼いたものに同じものはなく、いわばすべてワンオフ商品となります。
窯から商品を取り出す「窯出し」の時からご覧になって、自分のお気に入りを見つけておく楽しみもありますね。

詳細は今後実行委員会等で詰めていきますので、わかり次第お伝えします。

ホームページ作成しました(jimdoで)

ブログでの情報発信が楽だけど、さすがにそろそろ簡単でもいいから会社としてのHPが必要かなーと思っていた所、たまたまjimdo(ジンドゥー)というホームページ制作サービスがある、と知ったので利用してみました。

spred | Space for Regional Design

とりあえず無料プランからスタートです。

写真や動画の紹介もできそうなので、いろんなことができると面白いかも。

2014年9月4日木曜日

企画展『美しい日本のデザイン』に行ってきました

雨が降る中、むりやり時間を作って島根県芸術文化センター・グラントワに行ってきました。

なかなかこうした時間を作ることが難しかったんですが、どうしても見ておきたい企画展があったもので。

美しい日本のデザイン Made in Japan 50's-60's


デザインというものについて考えたいのと、実物を見てみたいのと、この企画展のポスターが気になったのとで、行ってみようと思い立ちました。

今回見てきて印象に残ったものは、SUBARU360、森英恵のジャンプスーツ(右写真)、数多くのカメラ、 スーパーカブ、東京五輪のパンフレット類です。

もう一つ、ナショナル時代の冷蔵庫なんて素晴らしいデザインだと思いました。
あれ、現代風に少しアレンジするだけでヒットするんじゃないかというくらいシンプルできれいな曲線でした。


じっくり、ゆっくりと展示品を見て歩いて有意義な時間でした。
この企画展、9月23日までのようなので、未見の方はぜひ行ってみて下さい。

2014年8月29日金曜日

中山間地域での「暮らし」を考える団体

国の来年度の大きな方針のひとつに、小さな拠点の整備があります。

ものすごくあらっぽくまとめると、中山間地域など条件不利地域版の「コンパクトシティ化」に向けた一歩、といったところでしょう。

住宅を集約することは難しいですが、主要な地域の機能を1ストップで提供する拠点を整備して、そこに人が集まる仕組みを作りましょう、そこで集まった人が交流するような形を目指しましょうということ。

そんな中山間地域での「暮らし」について、収入と支出両面から分析して、現代社会にそくしたかたち、そしてちょっと先の未来を見据えた「暮らし」に少し調整していこう、という団体の立ち上げに昨日参加してきました。

特に法人格があるわけじゃあなく、これまで動いてきた仲間でチームとしてしっかりと立ち上げよう、ということです。

そちらの動きもたまに発信できればと思います。


今後、国交省では政府が掲げる「地域再生」の一環として、道の駅を地域の中核拠点とし、にぎわいや雇用を生み出す場として位置づけ、「地域の拠点機能の強 化」と「ネットワーク化」を重視していく。そのためにも、道の駅を「開かれたプラットフォーム」であるという特長を活かし、農林水産省の6次産業化や経済 産業省の電気自動車の充電設備の整備などの事業とも連携し、平成27年度予算概算要求に関連経費を計上していく予定としている。 (地域ブランドニュース)

広島被災地で以前いた会社の名前を聞く


約10年勤めた会社(藤井基礎設計事務所)が、今日の読売新聞(島根版)に掲載されていました。

広島の被災地ではまだ崩れる危険性が指摘されていて、 センサーを取り付けるというニュースがありまして、そのセンサーを開発・取り付けたのが藤井基礎でした、という記事。

このセンサー、ワタシがいた頃には「のび太」という名前で呼んでいました。

土石流センサーを取り付けるということを聞いた時、もしかしたら藤井基礎かな?とか思いましたが、本当にそうだとは思わず驚きました。

こののび太、けっこう開発の歴史は古くて、開発担当はずーっと改善改善されていました。

藤井基礎設計事務所という会社は「土と基礎に関する設計」を得意とする土木コンサルタント会社で、とくに土質、災害、防災には力を入れていました。
模型を使った土砂崩れの実験なども画期的で、法面崩壊のメカニズムなどが素人でもわかるいい動画も公開されています。

防災学習会

土木コンサルタント会社にいながらもワタシは土木のことはわかりませんでしたが、いつか役に立ちそうな技術や機械だと思っていましたので、嬉しく思いました。

土質の専門家が多数いる会社です。

とは言え、現場はまだ復興はおろか発見されていない方も残されている状況です。
今週末からは多少天候も良くなりそうなので、少しずつでも作業が進めばと思います。

アイスバケツ・チャレンジに思う

今週に入って急に目にするようになった「ALSアイスバケツ・チャレンジ」は、日本国内のウェブ上では賛否両論巻き起こっているようです。

これは指名された人が氷水をかぶるか、寄付するかという2択を選び、楽しく寄付するまたはALSを知ってもらおうという取り組みで、資金調達(ファンドレイジング)の一種です。


ファンドレイジングの一種、ということで准ファンドレイザーの端くれである自分としては、これをどう見ているかということを記しておく必要があるなーと思いながら悩んでいました。

結論からいうと、今回の「アイスバケツ・チャレンジ」は、個人的には好きなやり方ではないけど、みごとなアイディアだと思います。


まず、国内ファンドレイジング業界の主要な人がどんな反応をしているかを抑えておきましょう。

最初はジャスト・ギビング・ジャパン代表である佐藤大吾さんのコメント。

「正直、悔しい」。国内最大の寄付サイト「ジャスト・ギビング・ジャパン」を運営する佐藤大吾代表はこう漏らした。
<中略>
「このキャンペーンは、ALS以外の社会問題にも適用できるし、ALSを知らなかった人でも簡単に参加することができる。ファンドレイジングのプロとして、私たちはなぜこのようなアイデアを思いつけなかったのか」(佐藤代表)
 3週間で42億円集めた「アイスバケツ」、日本の寄付文化も変えるか(オルタナ)


この「悔しい」という感覚は、共感できます。
こういうアイディアを思いつける人を目にすると「あー、なんでこういうアイディア思いつけるんだろう。なんで実行できるんだろう」と悔しさや自分の力不足を痛感します。


次は日本ファンドレイジング協会の鵜尾さん。
日本に「寄付文化」を根付かせようと活動する日本ファンドレイジング協会の鵜尾雅隆代表理事は「『ファンドレイジング』(資金集め)は、共感の輪を広げることが目的。その結果、寄付につながる。集まった金額だけでは成果を評価できない」と話す。
「日本では『お金を下さい』とは言いづらい。それを『氷水』を使って、楽しくチャリティーにつなげたことに大きな意味がある。一度、体験することで、また次もやってみたいと思う人が出てくるはず」(鵜尾代表理事)
 引用先は同じです。

鵜尾さんが指摘しているのは、「アイスバケツ・チャレンジ」で集まった寄付金額だけに注目するのでは視野が狭く、今回の取り組みを通じていろんな人が参加したこと、その中のわずかでもALSを調べた人がいることなども含めて評価すべきだ、ということだろうと思います。


こうしたことを踏まえてワタシの意見は、このチャリティーのアイディアはみごとだと思います。
批判も多数ありますし、疑問がないわけじゃない。ですが、これだけ多くの人が参加したこと、寄付金額も集まったこと、そして何より議論が巻き起こったこと自体も評価に値します。
日本には寄付文化はない、と言われますがそうではない、というのは鵜尾さんたちの話を聞けばわかります。ただ、今回のような楽しくイベント的なチャリティーに対する態度はまだ成熟していないような気はしますので、こういうイベントが日本に馴染むのか馴染まないのかも含めて議論していくことで日本なりの新たな寄付文化の風土ができていくと思いますし、その過程を進み始めたところでしょう。

今回これだけ爆発的に広がった大きな要因は、やはりセレブ層・芸能人などが関心を持って参加したことにあるでしょう。何だかんだと言っても、露出の多い彼らの行動は多くの人に影響を与えるので、彼らの行動を通じて「楽しく寄付する」「楽しいチャリティー」が広まればいいなと思います。

ワタシのフィールドは、今目の前で困っている人たちを何とかしようというフィールドではなく、このまま進むと将来困る人が増えるから何とかしよう、というフィールドなので立場はかなり違いますが、今回のような「楽しくみんなが参加したくなる」仕掛けの重要性は変わりません。


結局、最初から大勢を巻き込んでやろうと思っていたら、これは動かなかったアイディアかもしれません。数人の仲間内でとりあえず始めたところの行動力が結果としてこれだけ大きなムーブメントにつながったということを考えると、ワタシも何かアイディアが思い浮かんだ時には感性を共有できる少数の仲間内で走り始めることを考えたいなと思います。


それにしても、久しぶりにファンドレイジングについて書いた気がします。。

2014年8月14日木曜日

個人事業っつうのは

バイトの1年を含めると10年勤めた会社を辞め、個人事業主として独立して何とか3年目に入った今年。
会社に勤めていた頃よりもはるかに仕事をいただく大変さ、ありがたさを感じる。何より、人とのつながりが少しずつ少しずつ次の仕事を生んでいることに、いまさらながら本当にありがたいな、と感じます。

「こんな仕事引き受けてくれそうな人おるかなーと思ったら頭に浮かんだから紹介しといたよ」

そんな風に広がっていくことが嬉しいですね。


この充実感は会社に勤めていた頃とはまったく質が異なるものです。
ただ、今年はいいけど来年は?再来年は?という不安定さ、リスクに対する不安も大きい。
ものを作って売るわけじゃない、はた目には形としては見えないサービスを提供するわけだから、「価値」が伝わりにくいと感じる。正直なところ、僕がやっていることは特別な技術や資格はいらないから、やろうと思えばたぶん誰にでもできること。適正があるかないかだけ。

でも、やっている人が少ないから、これで生活できるそう思える。



地域振興なんて分野で仕事をしていると、いろんな人がいることに気づくし、周りにいる人たちのすごさにいつも圧される。コミュニケーションが素晴らしい人、デザインができる人、顔が広い人、人望がある人、音楽が作れる人、米が作れる人、野菜作りが上手な人、料理上手な人、、、いろんな人がいる。

こういう人たちと価値観がある程度一致して取り組めると楽しい。経験も得意分野もまったく違うから、方法論は違うんだけど、この地域ってこうなってほしいよねという部分が共有できていると十分連携できるなって思う。

さー、昨日で一段落ついたのですが、盆明けからまた忙しくなりそうです!

2014年7月22日火曜日

こんな終業式を一度でいいから体験してみたかった!

7月17~18日で、平郡島(柳井市)へ行ってきました。

平郡東地区で「夢プラン」を作成するという目標に向かってのコーディネート業務です。
主にはワークショップの設計と当日のファシリテートですね。

今回行って、この目で見て「良かった!」と感じたのは平郡東小学校の終業式でした。
この日はたまたま1学期の最終日で、終業式の日でした。
今年だけなのかこれまでもそうだったのかわかりませんが、この日の終業式はなんと砂浜で開催。

波の音が聞こえる小学校は数多くあっても、砂浜で終業式を行える学校はそう多くはないでしょう。
そんな体験ができる子どもたちが羨ましくもあり、のびのびと元気な様子に思いがけずニコニコしてしまいます。

この小学校は実は一度、児童がゼロになり休校となっていたそうですが、数年前にIターンしてきた方の子どもさんの進級に合わせて再開され、今では6人にまで増えているのです。
その様子は「珍百景」にも取り上げられているそうですよ。

そんなとても珍しい、砂浜での終業式の様子も含めて4分弱の映像にまとめてみたのでご覧ください。

2014年7月15日火曜日

仕事に集中

今年は本当に私生活が絶不調です。

どうにも巡りが良くないことが続いています。

その一方で仕事の方は、少しずつ輪が広がっているような気がします。

中山間地域、地方で自分のようなスタイルで仕事をしている人間が少ないのか、「お、こいつは使えるかも」と思ってもらいやすいのかもしれません。

今日も少しそんな話しをさせてもらいました。


私生活がダメダメな分、仕事に集中したいと思います。

2014年7月10日木曜日

ソーシャル法人はGoogle for Nonprofitsが利用可能になりました

Google for Nonprofits | 非営利団体向けプログラム 7月10日 日本上陸!(日本ファンドレイジング協会)

たまには資格に関連する情報も発信したいと思います。

ついに悲願が実現しました。アメリカや英国などでは既にNPO(今回から対象も広がって、特定非営利活動法人から、公益法人、社会福祉法人まで広がりまし た。これによりGoogleでの無料広告枠も従来の特定非営利活動法人以外も活用可能になりました)が活用できるようになっているGoogle for Nonprofitsが7月10日に日本に初上陸することになりました。

Google for Nonprofitsとは

いきなりテンション高めの言葉から始まっていますが、どんなプログラムなのかがわからないので、とりあえず調べてみました。

Google for Nonprofits

ここからサービス概要について調べると、このサービスを使うメリットという項目があります。
  • Google Apps に含まれるサービス(Gmail、Google カレンダー、Google ドライブなど)を無料で利用できる
  • オンラインでの共同作業により同僚と協力しやすくなる
  • ドキュメントをクラウドに保存できる: Gmail と Google ドライブで 30GB のストレージ
  • どこからでも接続でき、安全にデータにアクセスできる
  • 年中無休 24 時間体制のサポートが提供され、ハードウェアや更新も不要
  • Google for Nonprofits| 非営利団体向けプログラムに登録している場合、Google Apps for Nonprofitsは無
これだけ見るとそれほど大きなメリット、という印象は受けませんが、冒頭のリンク先も合わせて読むと、どうやらビジネス向けGoogle Appsが無料で使えるということがひとつ大きそうです。

それにくわえてYouTubeの活用の幅が広がりそうなんですかね。
ほかにも、Google Earth Proが無料で使えるようです。

活用事例

さらにケーススタディをみると、ソーシャル企業として有名なフローレンスやマドレボニータ、グリーンズ、カタリバなどのケースが紹介されています。

そこで紹介されているのは主に、Googleドライブの利用、ハングアウトの利用による円滑なコミュニケーション、AdWords等の利用による広報などがあるようです。

自分がやるとしたら・・・

自分が関わっているNPOについて考えると、大きな課題に情報発信があるのでAdWordsが利用できるなら検討してみたいと思いました。
同様にYouTubeの利用はもっと力を入れていければと思います。
ドライブによる団体内の情報共有は、各メンバーのコミットメントが高く無いとなかなか機能しないと思うので、とりあえずパスかな。

利用条件

申込み条件がいくつかあるようですので、最後にご紹介。
① 特定非営利活動法人、公益法人、社会福祉法人のいずれかの法人格を有していること
② 政府機関、病院・医療機関、学校・学術機関、保育施設でないこと
③ TechSoup Japanに団体登録されていること
この3点だそうです。

要するにGoogle社によるCSVの一環ですが、こうした動きをうまく活用できればと思います。

2014年7月8日火曜日

山口県での仕事

今日は暑かったですね。フェーン現象だと聞きました。

最近「忙しそうだね」と言われることが多いのですが、実際には忙しいというよりも、移動距離が長くて移動時間ばかりかかってる、というところです。

なので、なかなか近況アップできませんが、ほぼ1ヶ月前の様子だけ報告がてらアップしておこうと思います。

前回のブログエントリーで、山口県で関わりが生まれていると書きました。
具体的には、山口県の地域振興に関するアドバイザー業務とコーディネーター業務に携わっています。

今回は、そのうちの一か所、美祢市に行った時に撮った写真中心です。


ジオパーク登録を目指す秋吉台カルスト台地

秋吉台のカルスト台地は有名ですね。自分も子どもの頃には、年に1回は両親に連れられてドライブに行ってました。
自分で車を運転するようになってからも、何度か遊びに来ていましたが仕事としてこの地域に関わることになるとは思いもしませんでした。
そして、ここは日本ジオパーク登録を目指して活動中という地域で、まさかジオパーク該当地域に再度関わることになるとも思っていませんでした。

隠岐世界ジオパークは、自分が今の仕事をしていく上で本当に多くのことを学んだ取り組みでしたので、別の地域でジオパークを目指す地域で仕事として関わるのは嬉しいような不思議な縁を感じます。


道の駅阿武町
こちらは道の駅阿武町にあるオブジェ。秋吉台からの帰り道はいくつかありますが、個人的に好きなルートはやはり萩に出て国道191で帰るルートですね。
こちらはとにかく海沿いを走れる、とても景観の良いルートです。
で、道の駅阿武町ですが久しぶりに立ち寄ったら、なんとリニューアルされていました。自分の中でここの道の駅は古臭いイメージだったのですが、かなり様変わりしていました。
ウッドデッキが使われていて、ちょっと寄ってみたくなる雰囲気がたっぷりでした。



これはどこかわかりませんが、191の途中のどこか。海と太陽がキレイでちょっと寄り道して撮影しました。


道の駅ゆうひパーク浜田
写真で時間の移ろう様子もわかると思いますが、浜田に着く頃にはすっかり陽が傾いていました。
それにしても、この日はキレイな夕日でした。

ここから先は慣れた道であることと、疲れもあり写真はありません。


この日以外にも、アドバイザー/コーディネーターということで、今年度はかなり山口県に行ってる印象があります。
こういうのは、関わる時間、回数ともに限られているので、瞬発力が必要ですね。どちらかと言うと持久力タイプで、中長期の関わりの中でいろいろと提案するタイプの自分とはちょっと違いますが、しっかりと力になれるようにしたいと思います。

2014年6月2日月曜日

新年度のとりあえずの動き

近況報告。


〔おおだまるごとみちくさ日和2014〕


今年度も「おおだまるごと みちくさ日和」が開催されます。 →みちくさ日和
本日、プログラムづくりワークショップがスタートしました。
ただ、今日は少し参加人数少なかったですね。うーん・・・。もう少し多いと、より楽しいワークショップになるんですが。

しかし、今回も新たな企画者(プログラムの担い手)候補が見つかっています。
規模が小さくリスクも小さいので、チャレンジしやすい仕組みの「みちくさ日和」が少しずつ、しっかりと地域で認知が広がっているなと感じます。嬉しいですね。

6月いっぱいはほぼ毎週ワークショップを開催して、おもしろいプログラムを生み出していきます。


〔山口県〕


縁があり、山口県の美祢市と柳井市に関わることになりました。
もう少し詳細について報告できるようになれば、こちらでしていきたいと思います。


〔NPO法人石見ものづくり工房〕


ものづくり工房の事務局を担っております。 →温泉津やきものの里
とは言え事務局の役割について把握、理解、引き継ぎはまだ時間がかかりそうです。
ものづくり工房としても、温泉津(大田市)の振興としても取り組むべき課題などは見え始めているので、それは少しずつでも進めていきたいなと思います。


〔直売所関係〕


先日、国道54号沿線の道の駅に隣接する直売所3店が連携したイベントを開催しましたが、その企画から実施、効果検証等までサポートする役割をチームのひとりとして参加しています。
イベント自体は周遊された方も多く、一定の成果をあげたのではないかと思いますが、それが日常的な周遊促進につながっていくことが最終的な目標ですね。

ところで、高速道尾道松江線開通による現在の54号の状況は、 数年後の国道9号の姿を示唆します。こうしたプロジェクトの関係もあり、ものづくり工房での課題も感じているところです。


〔その他〕


中山間地域におけるガソリンスタンドに関する研究チームとしての報告を書かないといけないのですが、7割~8割で停滞中…。
北広島町の集落支援事業について、NPO法人INE OASAの会員として関わっていきます。


以上です。

2014年4月13日日曜日

好きなラジオ番組

日曜日のお昼前。

この時間帯によく聞くラジオ番組が『ハート・オブ・サンデー』です。DJのnonaさんの声が落ち着くんです。
で、今番組HPを見てみたら4月からDJが変わってる!?先週は聞かなかったので、今日聞いてみて判断しよう。。

ハート・オブ・サンデー

平日よく聞く番組は日中だと『ブルー・オーシャン』ですね。住吉美紀さんの進行が好きなんです。

ブルー・オーシャン

夜だと『A・O・R』。以前のDJだった村上ちなみさんの声に惹かれて聴き始めて、今はユキ・ラインハートさんがDJを務めています。

A・O・R

つまるところ、DJの声質が一番重要です。それと、かかる曲の雰囲気が昼はアガる感じもありながら、夜になると落ち着いたものだと嬉しいですね。


ちなみに、ブルー・オーシャンはLISMOで聞けるようになったし、『A・O・R』の20時以降の第2部もLISMOで聞ける局に合わせて聞いています。

ありがたい。

2014年4月11日金曜日

とみやまカフェ

大田市と出雲市の境界近くにある富山町(とみやま)では、1年に3回程度の頻度で「とみやまカフェ」を開催しています。

そして、今年の第1回目が5月5日にあります。

先日事務局を訪れてできたばかりのチラシの原稿を見せてもらいましたが、今回も美味しそうなフードが出るようです。
というのも、今年の冬に会場に隣接する場所にピザ窯が作られているので、それを活用しておいしいピザをつくろう、ということになったようなのです。


ちなみに定番のカレーは、最初の口当たりは甘いのにその後にしっかりとスパイスが効いてきて辛いんですが、これがうまい。

コーヒーはカリアーリコーヒーを提供しているし、毎回ゲストによるライブやワークショップもあるので、普段は静かな山間の町が賑やかになります。


まだ行ったことがない方はぜひ一度足を運んでみていただきたいですね。

注意が必要なのは、いずれも数量限定ということです。

目印は旧富山小学校です。

2014年4月7日月曜日

春なのに冬っぽい日本海


昨日の海。

風が強くて寒い日でしたが、天気は良かったですね。

はじめての三脚を使った撮影


先日、はじめてカメラ用の三脚と偏光フィルターを買いました。

とりあえず三脚を使って夜景を撮影してみましたが、星にピントが合いませんでした。
どうすれば合うのだろうか。

2014年4月3日木曜日

新年度


4月に入り年度も改まりました。

幸いにも3月末で山場は一つ越えたので、少しばかり時間にゆとりが持てています。
ただ、年明けてからこっち気の張りっぱなしだったのも緩んでしまったのか、多少体調不良も感じています。
特に頭が重たく眠気が強いのは、春のせいでしょうか。


今年度もがんばります。

2014年3月27日木曜日

キツツキのマンション


去年の夏。石見銀山周辺にて。

木に開いている穴はキツツキが開けた穴だそうです。

2014年3月18日火曜日

1分で伝える「世界遺産のある町・大森町の雰囲気」

昨日、石見銀山のある大森町に行く用事があり、少しだけ時間もあったのでビデオを撮りながら歩きました。

ごくごく一部ではありますが、少しでも大森町の雰囲気が伝わればと思います。


世界遺産・石見銀山で梅が満開を迎えました


シゴトの都合で石見銀山周辺に行ってきました。
そしたら梅が満開を迎えていて、とてもキレイでした。

2014年3月16日日曜日

年間5,000人を迎える谷笑楽校の現在


年度末も押し迫った3月15日。
島根県飯南町にある谷笑楽校を視察してきました。

谷笑楽校。
昭和3年に現校舎が建築されて以来、平成17年に閉校するまで1,500人以上の卒業生を輩出してきた伝統ある学校です(谷小学校自体は明治8年に開校)。
閉校した後の校舎利用を地域の交流拠点施設としてリスタートをきったのが平成22年。現在は年間で4,000~5,000人の視察等の訪問者を受け入れている施設となっています。

築約90年の木造校舎を利用した交流拠点に人が集まる仕組みとその背景、そしてもともとの地域の支え合いの仕組みについて伺ってきました。


地域支え合いのはじまり


谷笑楽校の運営は谷自治振興会が担っています。自治振興会が担っている地域の支え合い活動には大きく2つあります。
  1. スノーレンジャー
  2. 輸送活動

1.スノーレンジャー


谷地区は標高約270mに位置し、冬は積雪も多い地域です。雪が積もれば当然雪かきなどが必要になりますが、高齢化する地域ではお年寄り独居世帯も多く、重労働である雪かきは大きな課題です。
そこで、地域の有志17名が自ら寄付した上で、県の助成金を活用して除雪機2台を購入し、スノーレンジャー(ボランティアによる除雪隊)を結成しました。
*しまねいきいきファンド助成事業

除雪作業は、燃料代に当てるために1時間1,500円で実施しているそうで、特に高齢女性等からは感謝されることが多いようです。

2.輸送活動

輸送活動とは、近隣に買い物施設や病院などがあまりない地域である上、高齢化し自動車運転等も控えたいお年寄りの移動支援を目的とした活動です。
もともとは、公共交通も脆弱であり、幹線道路である国道54号までの接続が必要だという認識からスタートしたとのこと。
島根県は、無償運送なら輸送活動を認めるという仕組みを示しており、谷自治振興会の取り組みはこの枠組みに乗っかった仕組みとなっています。
島根県の枠組み:利用者負担は燃料費以内とし、その他経費は自治会費の中から負担することで無償輸送扱いとする

要するに、この輸送活動の利用者負担は200円で、それはすべて燃料費として処理されており、運転手の人件費は出てこないというものです。

課題認識としては、本来公共交通として移動支援を担うべき所を自治会/自治振興会が担っており、それでよいのかという点は持たれているようですし、行政にも働きかけはしていると仰っていました。
谷小学校の歴史が書き込まれている



「支え合い」を支える財政基盤


とまあ、地域の支え合いいわゆる地域福祉に関わる活動というものは「稼ぐ」部分じゃないですね。
かなりの部分をボランティア意識で維持されているなという印象です。

質疑では、財政基盤について伺いました。
主な財源としては、
  • 竹下総理時代に配布されたふるさと創生資金の一部活用
  • 町のコミュニティ助成金、
  • 谷笑楽校の指定管理
  • 視察料
  • 会費
などだということでした。

興味深いのは、ふるさと創生資金の活用です。
これは、つい先日大田市仁摩町で開催された講演会で聞いた小布施町でも出てきていました。
(そういえば、これについて書いてなかったなぁ)
小布施でも、ふるさと創生資金を使った結果、今のまちづくりの活動につながっているという話があり、全国に1億円をバラまいたとされるあの施策も、使い方次第であるという当然のことが事例として聞けたのは大きいです。

こうした自主財源に加えて、適宜助成金を獲得して資金調達を図っているとのことでした。


「攻め」の活動展開|交流事業


出て行くばかりの支え合いを継続するためにも、また新たにUIターン促進を図るためにも、「攻め」の事業も必要となります。
そこで、谷笑楽校として整備された拠点を活用して、 加工品開発販売や弁当づくり、サロンづくり、谷笑楽校同窓会の組織化などに取り組んでいます。

加工品開発販売

 

写真は、地域で比較的栽培されているユズを使った商品2種。
ゆずポン酢と、ユズのジュレ。

ポン酢は昼食でいただいたお弁当に使って試食しましたが、ユズの風味が濃い印象でした。

ジュレは、非常に透き通っていて見た目にも爽やかな香りとを味を想像できたので、とりあえず1個買ってみました。その後に急きょ試食できる形が整ったので、いただいたらビックリ。
想像していた味をいい意味で裏切ってくる、想像以上の爽やかさ。爽やかなんだけど甘みもしっかりしていて美味しかったです。勢いで2個め買いました。

このような地域資源を使った商品の場合、よくも悪くも容器やラベルデザインにあまり力を入れないのですが、こちらは容器にもラベルにも気を遣っているのがわかります。

特に容器はゆずポン酢のビンがいいですね。当初使っていたビンもありましたが、そちらはカドのない丸い形。だけど、こちらの新型のビンはカドを少し丸めただけでビンで、少しオシャレな雰囲気と高級まではいかないけど、上質な原料を使っていることをイメージさせるものだと感じました。

ユズのジュレはジュレの透明感を活かすためか、透明な部分が多いビンを採用されていて、ラベルも真ん中ではなく少しずらして貼っているんです。
この辺の商品に対する気遣いなんかは素晴らしいと思います。

ラベルは地域おこし協力隊として地域に住んでいる方がデザインのプロなので、さすがにいい感じのラベルになっていました。



お弁当「谷笑弁当」


昼食は、ジュレなども作っている地元の加工グループである「ゆず舟亭」の方が作られた弁当をいただきました。
これ、中身がおもしろくて、ユズを使った爽やかな炊き込みご飯があったり(左下のオレンジ色のご飯)、旬のふきのとうのテンプラ(下中)や、おそらくコゴミ、ゼンマイなど山菜(右下)もいろんな種類がありました。

まあ、こうしたお弁当はたいてい美味しいですよね。地元のお母さんたちが作っているので、だいたいハズレはないです。
こうした食を美味しいと感じられることが大事な感覚な気もします。

コンビニ弁当やハンバーガーなどがマズイとは思わないし、むしろ無性に食べたくなる時もありますが、やはり谷笑弁当のような食、地域で取れた山菜、野菜、米を使った食は美味しいです。
もしかしたら、この弁当の地元自給率は90%超かもしれないですね。


まとめ


決して潤沢とはいえない予算の中で、谷笑楽校の運営をしたり加工品開発販売を行ったり、視察受け入れを行ったり、スノーレンジャーや輸送活動など守りの活動を展開したりと多様な活動を展開されていることがよくわかりました。

普段から、谷笑楽校の前をよく通るので気にはなっていましたが、今回視察として訪問出来て良かったです。

会長の澤田さんの言葉も印象的で、苦労しながらもこの地に暮らすことを楽しもう、楽しめる地域にしようという思いが伝わりました。

あと、やはりデザインの力は大事だと思いました。
もちろん、良いものであることが大前提ではありますが、良いものを良いものとして認知してもらうためには、本質を磨きだすデザインは大事です。

谷自治振興会

2014年3月14日金曜日

山口での昼食

山口県で食べた昼食。

場所は、楠こもれびの郷に隣接する、古民家を改装したと思われるレストラン倉。

なかなかおしゃれでした。


これは季節の野菜とホタテに、いちごソースを添えたもの。


こちらは牛肉。
量もそこそこあり、大変美味しかったです。

楠こもれびの郷には、温泉施設や直売所のほかもう一軒飲食店があったり、パン屋さんが隣接していたり多様な施設が複合的に集約されていました。

平日にもかかわらず駐車場はかなり混み合っており、人気があるようでした。

倉の料理は写真を見てもらえばわかるように、「女子力」高めのオシャレな料理でした。
ちなみに、これにスープとごはん(またはパン)がついて1000円なので、満足度はけっこう高いです。

またシゴトが落ち着いたら行ってみたくなるお店でした。

2014年3月13日木曜日

ドリーネ(カルスト地形)



今日は山口県に行ってきました。

そこではドリーネと呼ばれる地形を使った畑を見たり、関係する方たちから話を聞いたりしました。
何よりインパクトが大きかったのは、冒頭の写真にあるドリーネです。

写真では見ていたのですが、写真では伝わらない魅力がそこにはありました。

ドリーネを大事に思う地元の方の気持ちがわかった気がしました。





現場は秋吉台周辺ですが、 こちらには本当に久しぶりに訪れたので嬉しかったです。
また近いうちに来たいと思います。

2014年3月12日水曜日

中山間地域に移住してきた若者たち

先日、地方の中山間地域に移住されて来た方に対してインタビューをさせていただきました。

その中で印象的な言葉がいくつも聞くことができました。

集落の中に入って暮らすということ、農業を学び農業を中心に食べていくということ、入る前の不安と今の暮らしの楽しさなどです。


また、別の方には地域の若者の出会いの場づくりのために、婚活イベントを企画・実施されている、その裏側の苦労や工夫についてお聞きしました。

聞くまでは婚活イベントそのものにはそれほど意味を見いだせない部分もありましたが、話を聞くとなるほどそういうことを考えてやっていたのか、そんな工夫を毎回しているのか、と驚きの発見でした。

昨今、価値観の変化などもあり、地方や田舎暮らしを希望する若者が増えていると思います。
その中には田舎の暮らしに合わず去っていく人が一定数いるわけですが、必ずしもコミュニケーションが得意ではなさそうな人でも、きちんと接することで受け入れられるケースがあることも見えてきました。

田舎は閉鎖的だ。

というのは簡単ですが、あまりにも安易に地方のいち側面を切り取っただけの乱暴な結論です。

県民性といった言葉があるように、同じ町の中でも集落によって雰囲気はずいぶんと異なるものです。
その異なる雰囲気にいくつも出会い、自分とフィーリングが合う集落に住めると暮らしやすいのかもしれません。

たまたま合わなかっただけでも「田舎は閉鎖的」とネガティブキャンペーンするより、自分にあう地域を見つけることが建設的なことだと思います。

冒頭で書いたインタビューについては、現在とある媒体として編集中で、今月中にはまとめる予定なので、またいずれ紹介できればと思います。

2014年3月11日火曜日

自分なりの3年前のあの日

日が変わって3月11日。


あれから3年


今日で東日本大震災発災から3年が経過します。

西日本に暮らしていると、なかなか東日本、東北地方の今を知る機会がないのですが、幸いにもこちらにいる知人に東北の人がいたりして、被災者としての気持ちなどを聞くことがたまにあります。

そうしたやり取りの中で感じることは、「冷静に」「客観的に」語るということが、彼の地の人たちを深く傷つけている面があるのだということです。

だから、また近いうちに東北を再訪したいと思います。


はじめての東北訪問


前回、はじめて東北を訪れたのは2012年の初夏だったと記憶しています。
行き先は「あまちゃん」で有名になる前夜の岩手県久慈市。途中では盛岡や宮古に立ち寄ったりもしました。

三陸鉄道北リアス線にも乗車し、途中では景色のいいところで止まってくれたり、瓦礫の山が目に飛び込んできたりしました。
田野畑駅では、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』のカムパネルラという表示があったように記憶しています。また、駅に入ってきた電車がそれはきれいなピンクのサクラをあしらったデザインで、「あぁ、このようにして復興に向けて動いているんだな。気持ちから明るくしようとしているんだな」と感じました。

直接の被災者ではないけど、自分もあの震災を機に人生を見つめ直した一人です。
会社を辞めて独立することを確固たるものにしたこともつながっています。

そんな、あの日、あの時。自分がどこで何をしていたのか。
明確に覚えているし、今後も忘れることはないと思います。


3年前の“あの日”ワタシは・・・


3年前の今日。
自分がいた場所は、隠岐の島町(島根県)。
シゴトの関係で出張して1泊し、帰る日でした。

シゴトの内容は明確ではないけど、時期的なことを考えるとおそらく、当時役場内で検討されていた、地域担当職員制度の検討に関すること、もしくは隠岐ジオパークについて。

3月11日。帰りのフェリーの出航時間がだいたい3時15分で、乗船開始時間がだいたい2時45分くらい(30分前くらい)。
そうですね。ちょうど発災した瞬間におそらく乗船していたのだと思います。

14:45頃 フェリー乗船手続き開始(西郷港)
14:46  東日本大震災 発災
15:15頃 フェリー出港(西郷港から七類港に向けて)
18:00頃 フェリー接岸(七類港)

乗船後はだいたい2等客室でゴロンと横になるのがいつものパターンで、ふと船内据え付けのテレビに目をやると、テレビの右下に東日本の地図が線で描画され、赤や黄で津波警報が出ていたのを目にしました。
この時は、これほどの大きな地震だとは夢にも思わず、出張の疲れから眠りました。

夕方、七類港(島根県松江市)に近づき目が覚めると、テレビではまだ、というよりも、一層の緊迫感を持って放映していたように思います。
この時の感覚もまだピンときてないけど、「あれ?なんか変だな。もしかしてけっこう大きな地震だったのかな?」という感じでした。

七類港から自宅までは自動車でしたので、ラジオを聞いてたはずですがこの辺からあまり覚えていません。

覚えているのは、あの日隠岐の島町に出張に行っていたこと。


ジオパークとしての自負と自分の限界


その後、ジオパークに関わっていたので、隠岐ジオパークの主要な人たちには隠岐ジオパークとして何かすべきではないのかという漠然とした提案をしました。
東北では磐梯山ジオパークや三陸ジオパークが動き始めていたように記憶していますが、そうしたジオパークとしての横のつながりを示すべきだという思いと、他人事ではない現実だと感じたこと、地球の動きを学び、防災もジオパークの一つの役割だと認識していたことから、漠然としたとはいえ動きを出せないかと打診しました。
寄付でもいい、物資を送るのでもいい。何かできないか?
結果として、企画力不足で当時は何もできなかったことを覚えています。力不足でした。

いま、中国地方でワタシが聞き及んでいるジオパークに関する動きは、島根県では島根大学が「くにびきジオパーク」といったような枠組みで動いていると聞いています。
そこにはもしかしたら大田市石見銀山も入っているのかもしれません。特に島根大学を中心に「ジオサイト100選」を選定されているので、そうした動きは活発かもしれません。

山口県では秋吉台周辺でそのような動きが出始めていると聞いていますが詳細は不明です。

ただ、いずれにしてもジオパークを単なる観光振興、地域振興のためと捉えるのではなく、やはり地球のダイナミズムを知る、防災につなげる、という教育的側面をきちんと認識して、各ジオパークの取り組みの中に位置づけることが大事だと思います。
またそれが、3.11を忘れないことにもつながるのだと思います。


東北再訪を願って


震災翌年にはじめて訪れた東北は、食べるものがどれも美味しかった。
冷麺もいただきました。短角牛の焼き肉もひとりで食べに行きました。鮎も魚介類も、 どれも美味しかった。
泊まった宿はご主人がちょっと愛想悪いかなと思ってたけど、単にシャイな人だったような気もします。また泊まってみたい。

数年のウチには、もう一度東北を訪れてみたい。

まだ大勢の方が仮設住宅で暮らしていると聞きます。まだ大勢の方がご遺体も戻らず気持ちに踏ん切りをつけることができないと思います。

自分ができることといえば、東北を知ろうとすること、行ってみることと、一緒に楽しむことくらいで、この地から彼の地について評論を加えることではないなと思います。

2014年3月9日日曜日

冬の景色


昨年の12月下旬、ふとキレイな景色だなと思ったので撮影。

2014年3月8日土曜日

まちエネ大学(山陰スクール) 終了



昨年冬から始まった「まちエネ大学」が今日最終回を迎えました。

第2回からグループにわかれて検討を重ねてきた、新エネ/再エネに関する事業プランを発表するというものでした。

ワタシが参加したグループはオフグリッドをテーマにしたプランを発表しました。






写真は各グループのリーダーと発表者たち。

正直、運営はちょっとグダっていると感じましたが、内容的には知らなかった取り組みを知ることができたり、地元で動いている人たちがいることを知り、つながりが持てた点は良かったです。
それも、けっこう価値観が共有できる動き方なので、なおよし。

どんな具体的なアクションにつなげられるか、楽しみです。

2014年3月7日金曜日

おおだのみちくさ日和×ソーシャル・キャピタル

先日書いた佐田町でのプラン発表会と同じ日、発表会開始時間から30分ほど遡ると、島根大学医学部キャンパスにて、とある報告に立ち会ってきました。


一応、2,3分だけワタシの方からも報告しましたが、カバン持ちみたいなものです。

報告した内容は、ソーシャル・キャピタルについて。
なんとざっくりした表現でしょうか。

もう少しだけ書くと、大田市と美郷町で今年度開催したまち歩きイベント「おおだまるごと みちくさ日和」の効果について、ソーシャル・キャピタルという視点から自分なりに整理したものを報告しました。
と言っても特にデータを取っているわけではないので、プログラムに参加いただいた方のコメントを紹介したり、企画者として参加した方たちの手応えや反応などを簡単に整理し、それがソーシャル・キャピタルや定住意識とどのような関連がありそうか、という話をしました(してもらいました)。


<以下、ちょっとわかりにくい話が続きます>


ここ数年、ブータン王国のGNH(国民総幸福量)に注目が集まったり、その源泉となるといわれているソーシャル・キャピタルに注目が改めて集まったりしています。
ソーシャル・キャピタルが高ければいいんだ!という単純な話がされることもあったりします。

ワタシ個人的には、ソーシャル・キャピタルというものはありそうなんだけど、そう単純な話じゃないだろうと思っています。

ソーシャル・キャピタルが高ければ地域の活気もあり、みんなが元気で幸せでひいてはそこに暮らし続けることにつながっていく、という単純な直線的な関係ではないのだろうと。

ソーシャル・キャピタルというのは、「信頼」「互酬性の規範」「ネットワーク」などが主な指標として考えられています。

ソーシャル・キャピタルと定住意識とは何らかのつながりはありそうだけど、その間に別の要因があるんじゃないかと考えて、それについて報告しました。

医学部でそんな社会科学の話をするもんで、あまり手応えとかないんですが、コメントでは「さすが医学部!」と感じたものがありました。
それは、ワタシたちのような外部人材が地域に関わり、コミュニケーションを取りながら提案したり一緒に考えたりすることが刺激となり、地域そのものが変容していく様を、刺激を受けてどんな細胞にもなると発表されたばかりのSTAP細胞のようなイメージで捉えました、というコメントがありました。

はー、なるほどなぁ。そういう捉え方があるのか。と感心しながら、でも地域をひとつの生き物と捉える考え方はまああるよね、と。

正直、「研究」というのは苦手意識がありますが、普段そうした場面からは距離があるので、たまにこうした機会をいただくとそれはそれでいい刺激になりますね。
普段しない思考、データ整理などを試みたりするので新たな発見はあります。

なので、今年の学会報告、少しだけ前向きに考えています。が、時間がない・・・。

2014年3月6日木曜日

ドコモ「CSVでファンドレイジングを後押しします」

ドコモ、“ファンドレイジング”を活用したNPO支援を開始

ドコモが新しいことを始めるようです。

クラウドファンディングの雄、ジャスト・ギビング・ジャパンと連携したファンドレイジング(資金調達)を後押しするサービスを提供するようです。

ドコモは、NPO等が「JustGiving」を利用して個人ユーザーからの寄附を集められるように、プロモーション支援、ドコモ社員による活動のサポー ト、情報配信等をするためのタブレット貸与、ならびに活動運営等に必要な活動準備金(50万円/団体)の寄附を行うとのこと。

要するに、次のようなことをドコモとして取り組むということです。
  • NPO等のプロモーション支援
  • ドコモ社員によるNPO等の活動サポート
  • 情報発信に使用するタブレットの貸与
  • 活動資金として1団体あたり50万円までの寄付

企業がいろんな形でNPO等とタイアップを図ることは歓迎したいですね。

2014年3月5日水曜日

LAMYの赤買った



LAMYの万年筆が気に入ったので、Amazonで赤い本体と赤のインクを購入しました。

紙に書いた時に、どんな色合いなのか、書き味なのか今から楽しみです。

(以上は注文直後に書いた文章です)

写真だとそれなりに「赤」って感じがしますが、実際にはもう少し紫が入った感じの色合いです。

この色、気に入りました。
万年筆の赤ってなかなか買うきっかけがないし、色合いもわからないので先延ばしにしていましたが、これは買ってよかったです。


出雲市佐田町でコミュニティビジネスのプラン発表


久しぶりになりますが、最近は暖かくなってきました。
日中は春の陽気といった表現がぴったりな日も珍しくない、そんな感じです。

さて、3月です。年度末ですね。バタバタし始めています。
実は1月からこっちけっこうバタついています。

書くネタはあるけど、書く時間がないんです。

とはいえ、自分のシゴトを宣伝するためのメディアでもあるので書かないとなーと思うので久しぶりに何とか書いてみます。

今回紹介するのは、2月に出雲市佐田町で開催されたコミュニティビジネスのプラン発表会の様子です。
冒頭の写真は発表会に先立ち、佐田町出身の子を含む出雲商業高校のブラスバンド部からサックス担当の女の子4人によるアンサンブルが披露されている場面です。

この発表会は、今年度夏頃から動き始めたプロジェクトで、佐田町内住民、団体等が地域や自団体の資源を改めて認識し、小さな規模でいいからコミュニティビジネス的な動きが出せないか、ということを一緒になって考えてきた成果を発表するものでした。


全部で9つくらいのプランが会場の約100名を前に発表されました。
実現度、完成度、今後の継続度などいろんな視点でバラつきもありますが、どれも面白く関わってみたいと思うプランばかりでした。

実は佐田町には以前、空き家を見に行ったことがあり条件が合えば住んでみたいと思っていた地域でしたので、今回こうして関われたことは嬉しい事でした。

このコミュニティビジネスプランの種が生まれた今、課題はこの種をどうやって実際の行動に芽生えさせ、コミュニティビジネスとして育てていくかということです。

コミュニティビジネスの種を見つけるまで、ではなくそこから育てる場面においても丁寧なサポートが必要だと思います。
事務局レベルでは提案してきていますが、今回出てきたプランの種に対して何らかの後押しする制度が必要です。それは財源的な手当なのか、人的なサポート手当なのかはわかりません。
ただ、「いい案が出てきましたね。あとは各団体さんでしっかりと現実のものにしていっていただくことを期待します」なんてことで終わらせることのないように、行政としても後押しを考えてもらえるといいなと思います。

2014年2月15日土曜日

「まちあるき」日和フォーラム


夏暑く、冬寒い、という状況では体調維持がなかなか難しい、弱い体質のワタシです。

今日は、島根県鳥取県をまたいだ4地域で「まち歩き」を推進している、NPO法人まつえ・まちづくり塾が開いた「まちあるき日和フォーラム」に参加してきました。

2月15日 鳥取・島根まちあるき日和フォーラムを開催します (まつえ・まちづくり塾)


2年目に入った“おおだまるごとみちくさ日和”のことを、「続ける秘訣」(なんと難しいテーマ!)という切り口からプレゼンしてきました。

あんまりうまく話せなかったなーと思いましたが、これは練習不足なので反省します。

内容としては、4地域からの報告と、2年目の大田と、5年以上?継続しているまつえ・まちづくり塾の「まちコレ」が、継続の秘訣を話す、というものが前半。
後半は、ワールドカフェで、「企画者が楽しめるプログラムとは」といったことを中心テーマとして話をしました。

自分の中での今日得たものは「ゆるく、でも個々のプログラムのクォリティは担保できるように」です。

運営側にゆるさがないと、新たに関わる人たちにとってはハードルでしかないと思いますので、ゆるさは必要だなと。
それに、ガチガチにすると運営者自身が疲労しますので。
(もちろん、ガチガチにすることでブランド化する方法もあると思いますし、それが隠岐ジオパークや隠岐のエコツーリズムの方向性のひとつだと思っています)



ただ、ゆるゆるで100%企画者のやりたいことをプログラムにしてしまうと、他者にそのおもしろさが伝えられないことも出てきます。
それがすなわちクォリティの高低ではないんですが、タイトル、値付け、魅せ方等々運営側としてサポートできることがあるな、ということを考えながら参加していました。

せっかく企画者として関わる気持ちを持ってくれたなら、プログラム化して参加者が多くて、参加者も企画者も楽しめることがベスト。
魅力が伝わらず参加者が少ない 、催行できない、という結果になると、けっこうコタエルものです。
そうならないように、魅力あるプログラム、魅せ方ができるようなサポートが運営側には求められるということです。

ゆるさと厳しさの両面が必要ですね。

それにしても、4地域の取り組みを聞いてて楽しい発表ばかりでした。


それと、こうした小さなプログラムを地域で気軽に生み出すことは確実にみんなのやる気を引き出すと感じました。

島根鳥取でじわりと広がっています。

2014年2月14日金曜日

相互理解に効果発揮するワールドカフェ


地域を元気にしよう。地域を盛り上げよう。

そんなことを進めるには、1人ではなかなか進めません。
緩やかな連携にしろ、組織化するにしろ複数、多様な人たちと関わりながら取り組むことが重要です。

ただし、多様な人が関わるということは、それぞれがそれぞれの想いを持ち寄るので、その調整や、実際に目指している将来像がズレていたりします。

そのズレはダメなのか?


大事なことはお互いに認識すること


きっとダメなことではないはずです。個人的には、多様な人が関わること、チームに多様な人がいることは強みとなると考えています。
ただ、多様性を強みとして発揮させるためにも、ズレがあるならズレがあることを認識した上でプロジェクトを進める、調整できるなら調整しておくということは大事なことだと思います。

A:ワタシはこういう将来像がいいと思うから、◯◯という方法で行きます。
B:ボクは、こちらの将来像がいいと思う。だから□□という方法がいいと思う。
C:Aさんの将来像に共感するけど、方法論としては△△という方法を検討すべき。
・・・

こうした議論、会議を重ねてお互いの考えていることや方法を調整していくプロセスが、いわゆる「合意形成プロセス」にあたります。


ワールドカフェ:合意形成プロセスのひとつ


合意形成を図るためには多数の手法が開発されています。

会議形式もひとつでしょうし、ワークショップと呼ばれる方法も人気です。
そして、近年注目を集めているのがワールドカフェと呼ばれる手法です。

ワールドカフェとは、重要な発言は会議中ではなくコーヒーブレイクの時間に出てくる、ということを踏まえて、それならカフェにいるかのようなリラックスした形のコミュニケーションの場をつくればいいんじゃないかということで開発された手法。

このワールドカフェにここ数年参加する機会が増えています。

その中で感じたことをいくつか考えてみたいと思います。


ワールドカフェ


ワールドカフェが得意とするケースを考えてみます。
  • シーン:幅広な問題提起よりもある程度テーマが絞られている状況
  • 参加者:まったく知らない人同士、顔は見知っているけど個人的な付き合いはほとんどない人同士

こういうようなケースでワールドカフェは特に効果を発揮するのではないかと考えています。

実際、ひとつの大きなプロジェクトの一部を担った人たちに集まってもらった会議でワールドカフェを取り入れたところ、「こういう話し合いは初めてで楽しかった」 という声を聞かせてもらいました。

効果を発揮する要因としては、関心のあるテーマだとわかっている、それが参加者の共通認識である、価値観を共有できる人たちとつながりたい、という心理的な要因が効いているように思います。
意外だったのは、「楽しかった」という声を寄せてくれたのが年配の方だったということです。
年配の方にこういうやり方がマッチするか不安もありましたが、その不安は吹き飛んでいきました。


中山間地域でやるとしたら・・・


逆に、中山間地域等の集落住民が参加者だとしたら、ワールドカフェという形式でもあまり効果を発揮しないのではないかと感じています。

そう考える理由としては、普段からの相互の距離感が近すぎる、「雑談ならいつもしているから」という予防線がある、 といったことが考えられます。
年齢層が高いということは理由にはならないとは思いますが、普段からの距離感が影響しそうだなと。
もし自分がファシリテートするとしたら、そういうケースではうまくファシリテートできない気がします。

上手な方なら大丈夫なのかな?だとしたら、そういうケースのファシリテーターを見て勉強したいです。
ただし、集落でも効果を発揮しそうなケースとして想定できるのは、普段意思決定の場にあまり参加しない女性も混じっている場合です。
これならほどよい緊張感が生まれて、いいコミュニケーションができるような気もします。

実際、とある集落でワールドカフェではないですが全体で20人ほどの参加者を3~4人くらいの小グループに別れて話し合いをしたところ、後日「ああいう集まりならまた参加したい」という声が聞かれたと教えてもらいました。


本質は丁寧なコミュニケーション


大事なことは、考えていることの正しさを判断することではなく、あの人が、この人がどう考えて、何をしたいと思っているのかをしっかりと聞くこと。
そして自分の番になったらしっかりと伝えること。
そうした丁寧なコミュニケーションの積み重ねが、結果的に合意形成につながる、そんなデザインが求められるのかなと考えています。



今日は夕方からの会議で、コミュニケーションということがキーワードな感じでしたので、自分の考えを整理するつもりでアップしてみました。

2014年2月7日金曜日

運転ばかり

今週は移動しての会議が多くて疲労感を強く感じます。

往復で4時間くらいの運転が毎日続くと、その時は苦ではなくても帰ってからのシゴトが進まないですね。

とは言え、やらなければならないことはやるんですけど。

2014年2月4日火曜日

1分でおさらいする防災学習会

先日サポートとして参加した防災学習会ほぼ丸一日の様子を、わずか1分弱にまとめました。


movieで紹介する「みちくさ日和」


試験的とは言えせっかく作成してみた動画なので、たまに再掲します。
良かったら見てやって下さい。

2014年2月3日月曜日

刺激的なワークショップ

前回の更新からちょっと間が開いてしまいました。
その間、まだ1月2月だというのに、妙に温かい日が続いています。

さて、先日の土曜日から今日までをさくっと振り返ってまとめておきたいと思います。

2月1日(土)

この日は、山口県で開催された地域づくりリーダー研修会に参加してきました。
山口県の地域づくりがどういうものか、ほとんど知らなかったのですが、参考になることもあり面白かったです。
インパクトが大きかったのは、県をあげて、市町と県内大学、高専等とのマッチングを図る制度を作っていることでした。
マッチングが成立した場合、大学には一律で30万円の支援金が交付され、それはかなり自由度高く使えるようです。
多くは学生が現地に通うための交通費になっていることが多いようですが、他にも備品を買い揃えたりということもあるようです。

また、法政大学の図司先生による基調講演も興味深い話がありました。特に大学生と地域との関わり方の中で大きな課題は、学生はどれだけ続けても基本的に4年で居なくなるという問題があります。
この点について、図司先生は、地域と大学、ゼミとの関わりと言いつつ実態としては、ほぼ学生個人と地域との繋がりの中での活動になるので、その学生が卒業した段階で、プロジェクトとして完結させる判断もあっていいのではないか、という話がありました。
この、いい意味での開き直りはたしかに必要な視点だと思います。4年で居なくなるからその後を見据えて、次の学生を次々に投入させることが果たしてプラスなのか。

もうひとつ図司先生からの言葉として参考になるのが、地域づくりという言葉の定義について。
これは他の先生の定義を引用されているとのことでしたが、なるほどなーと思いながら聞いていました。参考にしたいと思います。

最後に、地域サポート活動について資料を参考にしながら勝手に自分の解釈も加えて加筆したものが下の図です。
平成25年度中山間地域づくりリーダー研修会(第3回)配布資料を加筆・修正



2月2日(日)

日曜日は島根県大田市で開催された防災学習会のワークショップのサポートスタッフとして参加。
こちらは、基調講演をこれまた山口県のNPO法人ぼうぼうネットから講師を招いて行い、その後昼食をはさみながら頭上訓練や実際のまち歩きを通じた避難路、避難施設の確認などを行いました。
山口県北部と島根県西部は、昨年の集中豪雨で大きな被害を受けていますので、リアルかつユーモアを交えた講演で良かったです。

ワークショップの方は、全体で約80名という人数もあり難しい面もありましたが、防災意識の高まり、自主防災組織の必要性なども含めて地域の中で話し合いを続けていかないと、という意識が生まれていたように思います。
ワークショップの進め方などテクニカルな部分でひとつ感じたことは、頭上訓練の位置づけ、感覚を最後にもう一度整理して伝えると印象に残るんじゃないかなと思いました。
頭上訓練(DIG:Disaster Imagination Game)では、場面を想定して、その場面場面であなたはどう判断しますか、どう行動しますか、ということに対応していくわけですが、その想定される場面は時間の関係上どんどん進んでいきます。
個別のテーブルの現場としては、高齢の方も多くなかなか想定場面の切り替わりについていけませんので遅れがちです。

こうした場面についていけない点は、ワークショップとしていいか悪いかという視点がひとつあります。
しかし、実際の被災時には、やはり状況は刻一刻と悪化することがあります。そんな時、自然は考えがまとまるのを待ってくれやしません。
そうした緊張感を疑似体験できることにも意義があるのだとしたら、最後に

「今日はいかがでしたか?注意報から警報になり、警戒情報になり避難勧告など次々に条件が代わり大変だったと思います。 ついていけない、ついていくのがやっとだった、という方も多いかもしれません。しかし、今回はワークショップですのでそれでも命まで取られることはありませんが、実際には、状況は刻々と変化し、悪化することもあります。今回のワークショップでは、その状況変化に対する緊張感も少し感じていただければ良かったと思います」

とでもあれば、バタバタ感そのものを感じたことの意義がしっかりと伝わるなと感じました。

2月3日(月)

今日ですね。午前中は打ち合わせ会議に参加。
午後からは、石見銀山の活用に関するワークショップの最終回に参加。
この一連のワークショップ、ワールドカフェスタイルの会議のあり方は本当に勉強になりました。
ファシリテーターのイントロダクション、会議の進め方、クロージングから板書のテクニックまでいろんなことを吸収したいと思うワークショップでした。

そんなテクニカルな部分とともに、自分がやりたいことがある程度整理できたのも収穫です。