2014年3月12日水曜日

中山間地域に移住してきた若者たち

先日、地方の中山間地域に移住されて来た方に対してインタビューをさせていただきました。

その中で印象的な言葉がいくつも聞くことができました。

集落の中に入って暮らすということ、農業を学び農業を中心に食べていくということ、入る前の不安と今の暮らしの楽しさなどです。


また、別の方には地域の若者の出会いの場づくりのために、婚活イベントを企画・実施されている、その裏側の苦労や工夫についてお聞きしました。

聞くまでは婚活イベントそのものにはそれほど意味を見いだせない部分もありましたが、話を聞くとなるほどそういうことを考えてやっていたのか、そんな工夫を毎回しているのか、と驚きの発見でした。

昨今、価値観の変化などもあり、地方や田舎暮らしを希望する若者が増えていると思います。
その中には田舎の暮らしに合わず去っていく人が一定数いるわけですが、必ずしもコミュニケーションが得意ではなさそうな人でも、きちんと接することで受け入れられるケースがあることも見えてきました。

田舎は閉鎖的だ。

というのは簡単ですが、あまりにも安易に地方のいち側面を切り取っただけの乱暴な結論です。

県民性といった言葉があるように、同じ町の中でも集落によって雰囲気はずいぶんと異なるものです。
その異なる雰囲気にいくつも出会い、自分とフィーリングが合う集落に住めると暮らしやすいのかもしれません。

たまたま合わなかっただけでも「田舎は閉鎖的」とネガティブキャンペーンするより、自分にあう地域を見つけることが建設的なことだと思います。

冒頭で書いたインタビューについては、現在とある媒体として編集中で、今月中にはまとめる予定なので、またいずれ紹介できればと思います。

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