2014年1月25日土曜日

大田市で「まちづくり研修会」

今日は午後から、大田市で開催された「まちづくり研修会」に参加してきました。


会場について参加者名簿を見てわかりましたが、ほとんどの参加者は公民館、まちづくりセンター関係者で占められていて、一般参加はごく少数のようでした。
ただ、それが居心地が悪いとかそういうことではなく、「まちづくり研修会」というタイトルに引っかかる人の少なさを強調しているような印象を受けたということです。

研修会の内容は、前半は益田市種地区の前公民館長である渡邊修さんの講演と大田市で昨年度実施されたまちづくりアンケートの結果報告。後半は、10のグループに分かれてのグループ討議と、最後に再度全体で集まってグループ討議の結果共有でした。

種地区の取り組みは以前一度聞いていたこともありましたが、先を見ながら次の一手を打つということの大事さを改めて感じました。

市のアンケート調査結果報告については不満も感じました。所要時間の少なさもあるかもしれませんが、配布資料には単純集計しかなく分析等に踏み込んだ形跡がなかったことがひとつ。
あの調査分析を市が自前でやっているならお粗末、委託しているなら委託先の手抜きと思わざるを得ないですね。まちづくり計画に反映させるという話でしたが、まさかあの内容でということはないと思いますが。

グループ討議はちょっと時間が足りないのか、やや消化不良な感もありますが良かったかなとは思います。
ただ、その後の全体共有で気づいた、気になったことがありました。それは、グループによって話をしているポイント、視点が少しずつ違う印象を受けた点です。
ワタシのいたグループは講演とアンケート調査報告を聞いて印象に残った言葉を書き出して整理していたのですが、他のグループだと自分たちはこうしたい、ああしたい、といった部分に入っているところもあったようです。
着地点がグループによって異なると満足感を低下させますので、なぜこうなったかを考えてみました。
理由のひとつは、グループ討議の趣旨、流れをグループにわかれた後で個別に説明したからでしょう。別れた後の説明だとグループの進行係の解釈に大部分が左右されます。
よって、後半に入る前に一度全体に対してグループ討議の流れなどについて説明をしておくと、印象は大きく違ったものになったのではないかと思います。

ところで、今回の研修会は「第1回」だとアナウンスがあったのですが、第2回は今年度中にあるのか?来年度になるのか?その辺がわからないですね。

0 件のコメント:

コメントを投稿