2015年11月4日水曜日

邇摩高校『銀の哲学』 小川商店・小川知興さんの場合

以前、「邇摩高校の『銀の哲学』授業 ~地域を知る~」で、一度書きました邇摩高校の「銀の哲学」という授業。

前回に引き続いて、今回も温泉津在住の、小川商店代表取締役社長に就任されたばかりの小川知興さんを講師としました。

流れも前回を踏襲する形で、第1部を講師による講演、第2部を講師をまじえて生徒、先生に僕も参加する形でのクロストーク。



今日も楽しい話を聞くことができましたが、高校生のみんなはどう感じたのかな?
途中、少し自分の興味に引っ張りすぎた点があったので、そこが不安です。


自分個人としては、とても興味深い話や、経歴を聞いて「だから今こうされてるのか」と納得感みたいなものもあったり。


生徒数が多いわけではないけど、地域で働くということの意味を知ったり、どんな仕事があるのかを知ることは大きな意味があると思います。
自分自身、高校生の頃は社会に対する興味関心は薄く、どんな仕事があるのかも知らないし、調べることもほとんどなかったと記憶しています。
当時だと、心理学ブームだったので、大学を選ぶ際に「心理学」が学べるところを探して、その先に臨床心理士というのがあるんだなー、くらいでした。

そこから社会学を学び、今の仕事を選択することになるとは、当時は夢にも思わなかったです。

だから、こういう仕事があるということを知るのは意味があると思います。
が、今回2名を学校側に提案した理由は、温泉津という小さな町にこれだけの人がいて、一所懸命、楽しみながら仕事を、地域のことをしている”人”がいる、ということを知ってもらいたかったから。

なので、僕も適当にチョイスしたのではなく、過去の自分に聞かせたい、知っておいてほしい大人の姿を示している2人を推薦したわけです。
他にも数名推薦したのですが、授業のコマ数の関係でしょうか、今年度は前回の泰三さんと今回の小川さんの2人、ということになりそうです。

邇摩高校では、こうして地域で働く、暮らすということに触れる機会を作っていて、自分が高校の頃はなかったなぁとつくづく感じます。


それにしても、今日の話も刺激的だった。

  • 失敗を恐れず挑戦すること
  • 大事なことは説得力
  • 個の時代、地方の時代
また話を聞きたい。

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