2022年9月8日木曜日

2022年、初秋に思っていること

ものすごく久しぶりのポストです。


この間、良いことも悪いことも、どちらとも言えないこともたくさんありました。

現在のメインフィールドである邑南町では、おかげさまでいろんな方面から声をかけていただいて、様々な仕事に携わらせていただいています。

・地域づくりの中間支援

・学校魅力化後方支援(矢上高校/石見養護学校)

・空家調査/空家等対策計画

・道の駅再整備事業

などなど。

この7,8年の中でできてきたつながりなどに助けられながら事業を推進しています。

個人的には、まさか自分が教育機関と関わることになるとは、という驚きを感じています。教育そのものに携わる業務ではないにしても、学校と直接関わることは予想だにしていなかった。


話は変わり、去年だったかな。

中山間地域を対象とした地域づくりの中間支援を行っている会社、ということでか農林水産省からヒアリングに来られ、それに対応するために社内で他の役員含めて、改めて僕らの会社の特徴ってなんだろうということを話しました。

キーワードとしては、中間支援、伴走支援と、「土着性」や「泥臭さ」かなというところに落ち着いた。

この感覚、キーワードはけっこう腑に落ちていて、いわゆる「地域づくり系コンサル」との違いはこのへんだなと再確認しました。

なんというか、フォーマット化して、全国どこでも類型化する、一般化する、ということはしたい会社、コンサル、人がやれば良いと思っていて、僕は現場のペースや同じ町内でも少しずつ違う特性などを踏まえて、現場ベースで関わっていくことが自分の根本だなと改めて思いました。


悪いことについては、そういう思いで取り組んでいる邑南町の業務において、とても屈辱的なことを言われたことかな。この件に関しては比較的長く引きずった。。こちらに非があることは認めながらも、言い草については未だに。


「地域づくり」ということに中間支援として関わるにあたっての考え方。というほど高尚なものではないが、たまに思うこととして。

中間支援など黒子役にあたる僕らが目立って良いことなんか一つもない、ということが自分の中でベースの思考だなと思うことがありました。

自分の仕事で名前を残したいとか、事業の名前を刻みたいとか、そういう願望や思惑はまったくない。20年近くこの仕事をしているので、もちろん「この地域はこうしたら良いけどな」とか思う。思うから言うこともあるが、聞き入れる/聞き入れないなどの選択権は地域にあり、自分の成果のために地域を利用する、ということはとても考えられない。

現実として少しでも良い地域になったと思えるようになり、そこに現場でがんばった人がいて、その人から少し信頼が増えたり、感謝がもらえたら、それで十分だなと。


最近はあまり文章を長々と書くことも減り、また久しぶりのブログで文章がとっ散らかる状態ですが、今思っていること、感じていることをできるだけ飾らずに書き記しておきたい、ということで。

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