2013年10月25日金曜日

里山で暮らすことの可能性

藻谷浩介氏の『里山資本主義』が評判を呼んでいるようです。
読んではいないのですが、NHKの番組等を見た中では、言いたいことや里山が持つ可能性を示している内容は概ね理解しています。

そんな里山、中山間地域での暮らしについて、個人的に参加している勉強会に昨日は参加しました。

食費や教育費など支出と、収入を得るための「働くということ」についていろいろと話しを聞きながら考えるのは、つくづく中山間地域での暮らしの可能性や多様性に対する魅力です。

ただ、その可能性や多様性に魅力を感じることができるのは、自分がそれなりに中山間地域に重点的に関わっているから、だろうなと思います。

稼がないと食っていかれない、というのは現実として横たわっていますが、その稼ぎ方は一般に考えられているよりももう少し柔軟だなと思います。
島根県だと「半農半X」なんて表現で兼業農家を推進していて、それもひとつのあり方かなとは思います。
ただ、半農半Xはもう少し制度として考えないと、兼業農家の育成にはつながらないんじゃないかなと感じます。

本当に兼業農家を育成しようと思うなら、です。兼業農家育成を入り口に定住人口を増やしましょう、という話しなら理解できる枠組みかな、という印象を持っています。


ちなみに、島根県隠岐の島町(隠岐諸島最大の島)では、「里海」という表現も用いていろんなプロジェクトが展開されています。
隠岐世界ジオパークにも認定されましたしね。

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