2013年10月30日水曜日

地区代表の方にヒアリング

今日はとある山間部の地区の代表の方へのヒアリングに同行させてもらいました。

若手(50代)が元気で、独自にいろいろな動きを出している地区もあれば、高齢者がほとんどで何かをするということが難しく、今の生活を維持することに腐心している地区もあり、同じような地区でもやはり違います。

今回のヒアリングで少し“あちゃー”と思ったのは、数名の代表の方たちから一度にヒアリングを行ったことです。
ひとつの質問に対して、代表の方に順々に回答してもらう方法です。
上に書いた元気な地区の代表の方が本当に元気で明るく、前向きなんですが、その方の勢い、考え方におそらく影響を受けられて、全体として前向きな回答が非常に多いという結果になりました。

パッと聞くと、前向きになったなら問題ないじゃないか、と思われるでしょう。
実際、ヒアリングをして、その結果をまとめて終わり、ならまあそんな考えこまなくていいとは思います。
ただ、その後の展開、動き出しをイメージした上でのヒアリングであれば、プラス方向であろうとマイナス方向であろうと意図しない形で引っ張られる回答は、あまり意味がないですね。
その場の雰囲気で回答しただけだと、その後の動き出しの際にはまた別のアプローチが必要になったりします。

ただし、この元気な地区は本当に独自に話をして、地域の未来についても語り合い、取り組むべきことなどを見出して、実際にそれに向かっている、ということでしたので、興味はすごく持ちました。

その一方で、何かしないといけないが、次の一手がわからず困っていると仰った地区も、何か刺激を与え、与えてもらうことで“一手”が見えてくるんじゃないかな、と感じました。

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