2016年3月24日木曜日

地域おこし協力隊の推移

地方への移住、いわゆる「田園回帰」が進んでいます。

地域おこし協力隊といった制度は現れの一つで、応募者が増え続けていることもそれを示しています。

出典:総務省HP
初年度はわずか89人だったのが、平成27年度には2,625人まで増えています。
なんと30倍!!
地域おこし協力隊・隊員数の推移【出典:同上】 


多くなることがいいか悪いかは、個別の評価になると思いますが、少なくとも都市部から地方へと活躍の場を求める人が3,000人近くいて、7年間一貫して増加トレンドにある、というのは事実です。

こうしたUIターンの受け入れに際しては、住居と仕事が主に課題として認識されることが多いように思います。

住居については必要だと思いますが、仕事まですべてをお膳立てすることが常にベストな選択肢なのかは検討が必要かなと思います。
地域にある仕事でいい人にはいいのでしょうが、そうではなくチャレンジしたい人には扶養かなと思います。

その時に必要なことは、具体的な仕事の紹介・斡旋ではなく、困ったときに相談できる後見人的な人や組織の用意など受け皿の整備ですね。

住居については空き家の活用などが求められることになりますが、これも一朝一夕ではいかない難しい面がありますが、それはまた別の機会に。

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