2015年10月18日日曜日
邇摩高校の『銀の哲学』授業 ~地域を知る~
水曜日、大田市仁摩町に立地する島根県立邇摩高等学校の『銀の哲学』という授業のために行って来ました。
これまでにも2度、この授業の関係で高校を訪問していたんですが、今回ようやく僕自身がコミットした形で関わる日でした。
どういう形かというと、僕がしゃべるわけじゃなくて、「地域で活躍する職業人」という枠で、ぜひ高校生に話を聞いてほしいと思う人を高校側に仲介した形。
で、写真に写ってしゃべっているのは、温泉津町で神楽面を作っている若き職人、小林工房代表の小林泰三さん。
この人の話は本当に惹きこまれるし、内容も本当に素敵で、共感することが多いです。
同い年ですが、尊敬します。
うえでこれまでに2度訪問した、と書いていますが、そこから感じたこととして、高校の授業としては2コマ使うので、生徒自身の集中力を持たせるのは大変だということと、そのための講師のしゃべる負担が大きいな、ということでした。
なので、高校と泰三さんに提案して、2部構成でやらせてもらいました。
1部は泰三さんが一方的にかつ魅力的に高校生たちに語りかける。
2部は泰三さんを中心に、先生、生徒、僕を交えたクロストーク形式で、もう少し深掘りする。
こういう構成でした。
泰三さんの語る力の強さでしょうか。生徒たちもとても話を聞いていたように感じました。
そして、かなり驚いたのは、クロストークに参加してくれた2人の女子生徒。
僕自身は役割で言えばコーディネーターみたいなことをしたわけですが、ちょっと話の振り方が良くなかったな、と思った質問でも、しっかりと受け止めて、的確に返してくれたのです。
自分自身が高校生だった時、こんなこと聞かれてもぜったい返せなかっただろうな、と思うくらい、素晴らしい生徒さんでした。
来月も『銀の哲学』はあるので、次回も楽しみです。
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